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倉庫に眠らせていた熟成ランブルスコです。テヌータ・ペデルザーナは、ランブルスコ・グラスパロッサ種の聖地とも言うべき、カステルベトロの郊外にカンティーナと畑を持ち、少量高品質で特徴あるワイン作りを行う生産者。そのレンジは、ランブルスコだけでなく、グラスパロッサ種をアマローネの手法で仕上げたスティル・ワインにも及んでいます。 このカントリーベロは、酸化防止剤を一切使わずに醸造されたランブルスコ。ちょっと還元的な独特の個性を持っていますが、9年熟成させるとどうなるか、非常に興味を持っての抜栓でした。 ![]() ![]() Lambrusco Cantolibero 2008 品種:ランブルスコ・グラスパロッサ 100% 格付け:DOC ランブルスコ・グラスパロッサ・ディ・カステルヴェトロ 醸造:6日間23度以下でマセラシオン、アルコール発酵後、真空状態で澱と共に8〜9ヶ月ステンレスタンクで寝かせる。その後培養酵母を入れてタンク内で二次発酵を行い、適切なガス圧が得られた時点でタンクを冷却して発酵を止め、10日間マイナス3度の状態において澱を沈め、軽くフィルターをかけてボトリング。 アルコール度数:11.0% ブドウ・畑:畑はカンティーナに隣接。この畑にしかない特別なグラスパロッサのクローンを使用。樹齢は平均約14年。 生産本数:約13,000本 少し紫がかった、若々しい色合い。香りもフレッシュで、ブラックベリー、ハーブに心地よいほのかな青さ。ガスもまだ十分残っていて、味わいもまだまだフレッシュ感あり。一応セミセッコということになっていますが、残糖はほとんど感じません。果実、タンニンとも程よくこなれて、非常にいい状態。果実にはまだまだ力があるので、もうしばらく熟成させても全く問題なさそうです。やはり、しっかり作られたワインは余裕で10年は熟成する、ということでしょう。
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by taurasista
| 2017-08-11 22:06
| ワイン(イタリア)
テッラ・ディ・ラヴォーロ。90年代後半から2000年代初めにかけて、その稀少性ゆえにイタリアワインマニアが血眼になって探し求めたワインです。 生産者はガラルディ。作るワインはこのテッラ・ディ・ラヴォーロ1種類のみ。テッラ・ディ・ラヴォーロとは、ラツィオ州南部からカンティーナがあるカンパーニャ州北部一体の旧称です。 初ヴィンテージは1994年。2000年代初めまでの生産量は、僅か年間数千本。その後本数は徐々に増え、現在は年間25〜30,000本となっています。同じくカンパーニャ州のカルトワイン モンテヴェトラーノと同じく、エノロゴはリカルド・コッタレラ。 カンティーナは2008年に訪問しました(訪問記は http://taurasista.exblog.jp/9905740/ をご覧ください)。飲むタイミングが難しい、という印象のテッラ・ディ・ラヴォーロですが、この時試飲させてもらった2001年は、極めて多面的な素晴らしいワインでした。さて、この2005年はいかに? ![]() Terra di Lavoro 2005 品種:アリアニコ80%、ピエディロッソ20% 格付け:IGT Roccamonfina (ロッカモンフィーナはカンパーニャ州の最北端に位置する死火山) 醸造:ステンレスタンクでアルコールおよびマロラクティック発酵。熟成はフレンチオークのバリック新樽を100%使用。樽熟成は約12ヶ月。 アルコール度数:13.0% ブドウ・畑:カンティーナ周辺に点在する数カ所の畑から。樹齢は平均約10年。 生産本数:約25,000本 色合いは非常に濃く、少し紫がかってもいて、若々しさを感じます。香りは力強く、鉛筆の芯、プラム、コーヒー、スパイスなどが要素の重層的で複雑なもの。かなり出来がいいワインの予感がします。味わいはやはり力強く、分厚さがあります。12年を経過しているとは思えないほど、若々しい果実味、タンニンを持っていますが、果実は適度にこなれていて、タンニンはきめ細かく、丸い大きな球体の中にバランスよく収まっています。また、アフターの甘みが若干気にはなるものの、これが適度な緩さを作り出して、飲みやすさを演出しています。 モダンなスタイルですが、イルピーニャのものとは違ったアリアニコの個性を引き出した、優れたワインです。既に飲み頃には入っていますが、現時点で持っている要素の多さから考えると、あと2、3年熟成させると更に良くなると思います。やはり、このワインの底力は侮れません。
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by taurasista
| 2017-08-09 23:15
| ワイン(イタリア)
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