人気ブログランキング |

<   2016年 12月 ( 17 )   > この月の画像一覧

ナイト+マーケット・ソングは、ダウンタウンとハリウッドの間、シルバーレイクにあるタイレストランです。シェフのKris YenbamroongはLA生まれ。正式な料理のトレーニングを受けたことはありませんが、ご両親がレストランを営んでいた関係で、自然に料理を覚えたとのこと。ご両親のレストランの一角に作ったアート・スペースで試しに出した料理が評判になって、独立、現在ウェスト・ハリウッドとシルバーレイクに2店舗を構えています。なお、今年夏にヴェニスに3店舗目を出すというニュースが流れ、場所も発表されましたが、見る限り、全く工事が進んでいないので、どうやらこれは取り止めになったようです。

シルバーレイクは、多くのアーティストや俳優が住む、LAで最もヒップなエリアの一つと言われていて、確かに面白そうなお店があるのですが、この方面は特に渋滞がひどいので、これまで足が向かないままでした。渋滞がましになるクリスマス休暇に合わせて、これが初めての訪問です。

クリスマス期間とはいえ、そこはLA。やはり、海側からこのエリアまでは1時間はかかります(LAで1時間は決して長いとは言えないのですが)。シルバーレイクに到着してからは、駐車場所探し。メインストリートのサンセット通り沿いのメーターパーキングは全て一杯、裏の住宅街に入っても、全くスペースがなく、急な坂道を登った、かなり離れた場所に停めることになりました。

混むと聞いていたので、開店(正午)と同時に入店するつもりが、駐車に手間取ったせいで、お店に着いたのは12時半。10名以上待っていましたが、幸い20分ぐらいで席に着くことができました。
c0159117_12425176.jpg
c0159117_11081034.jpg
c0159117_11082040.jpg
客層は、アジア系が大半のタイタウンと違って、白人が殆どです。インテリアは超カラフル。そして、シンディ・クロフォード!
c0159117_11080479.jpg
<Khao Soi Neua>
チェンマイ風カレーヌードル。下に麺と牛ハラミ、牛スジが隠れています。カレーの味わいが複雑で、辛いだけではなく奥行きあり。これはなかなかのレベルです。スープは全部飲んでしまいました。
c0159117_11075799.jpg
<Pork Toro>
マリネした豚の首肉(かなり脂強め)のグリル。ちょっと塩気が強いですが、これもフレーバーがしっかり。

味付けは強いですが、チリを初め、いろいろなスパイスのフレーバーがしっかりと活かされて、複雑な風味を出せているところは、なかなかのレベルかと。タイタウンの料理とは少し違った、明確な個性を持つ面白いお店です。計画通りにヴェニス店が出来てくれれば、通えるのだけれど。。。

Night+Market Song
3322 Sunset Blvd, Los Angeles, CA 90026
http://www.nightmarketsong.com/


by taurasista | 2016-12-31 20:15 | レストラン(カリフォルニア)

イギリスのティム・アトキンMWは、2013年以来毎年南アのワイナリーの格付け(1級から5級まで)を発表しています。このブログでもご紹介したマリヌー、ケープポイント、アルヘイト、ブーケンハーツクルーフ、ラールといったところが1級の常連メンバーですが、2016年に初めて1級入りを果たしたのが、このデヴィッド&ナディアです。

ワイナリーは、ステレンボッシュ大学で醸造を学んだデヴィッド、同じ大学で栽培を学んだナディアのご夫婦で運営しています。南アの若手生産者には、国外の生産者の元で経験を積んだ後に、故国に戻ってワイナリーを立ち上げる、というパターンが多いですが、デヴィッド氏もニュージーランド、ボルドー、ローヌで働いた経験を持っています。

最初のヴィンテージは2010年。2014年には、スワートランド地区のほぼ南端に位置するマームズベリー Malmesbury郊外のパーデボッシュ Paardebosch農園に自分の施設と畑を構えて、以来ここを本拠地にしています。

彼らのワイン作りの哲学は、参加しているスワートランドの高品質生産者のグループ Swartland Independent Producers(マリヌーやラールもメンバーです)のウェブサイトに書いてある通りです。スワートランドのテロワールを表現するため、スワートランド産の特定の品種のみを使う、ワインには極力人為的な介入をしない、例えば、
・培養酵母は使わない
・補酸はしない(書いていませんが、当然補糖もなしでしょう。暑いエリアなので、そもそも必要ないとは思うけど。)
・逆浸透膜のような、ワインの組成を変えてしまう処理はしない
・新樽は25%まで
といったところです。
c0159117_06411361.jpg
c0159117_06412216.jpg
このアリスタルゴスは、12区画の畑のブドウを使っています。ブレンドは、シュナン・ブラン35%、ルーサンヌ25%、クラレット・ブランシュ20%、ヴィオニエ15%、セミヨン5%。シュナン・ブランに、南仏品種、そして、セミヨン、という南アの白に特徴的なブレンドです。

グルナッシュでの経験から、タイトなワインを予測して、半日前に抜栓、温度は高めでスタートしました。
まず香り。まだ完全に開いていなくて、十分に要素が出ていない感がありましたが、蜂蜜、グレープフルーツ、ハーブなどを感じます。味わいは、かなりタイトでミネラリー。アフターにはほろ苦さが。

全体的に、旧世界の冷涼な産地のワインのニュアンスがあり、かなり抑制が効いたワインなのだと思いますが、それ以上に、まだ飲み頃には達していない、という気がします。直感的には、この先どんどん変わっていきそうなので、2-3年後に試すと面白いのでは、と思います。

by taurasista | 2016-12-31 10:27 | ワイン(その他)

以前、ベーシックラインのクルーフ・ストリート・ホワイトをご紹介しましたが、今回は一つ上のレンジのオールド・ヴァインズ・ホワイトです。
c0159117_06150897.jpg
c0159117_06151536.jpg
マリヌーは2007年創業の新しいワイナリーですが、南アでダントツ有名なワインガイド「プラッターズ Platter's」で、年間最優秀ワイナリー(2014, 2016年)、年間最優秀赤ワイン(2013, 2016年)を立て続けに受賞、また、Wine Enthusiast誌でも、2016年の最優秀醸造家に選ばれるなど、現在最も勢いがある南アの生産者の一人です。

オーナー&ワインメーカーはクリス & アンドレアのマリヌー夫妻。アンドレアさんはサンフランシスコ生まれでUC Davisで醸造を学んだという、アメリカ人醸造家の王道的な経歴の持ち主。一方、クリスさんは、地元ステレンボッシュ大学で会計と醸造を学んだ方。国内外のワイナリーで働いた後に、クリスさんの故郷に戻ってワイナリーを立ち上げました。

2013年には、インド人の大実業家アナルジット・シン氏の出資を受け入れて、ワイナリー名も「マリヌー & ルウ」に改称しました。「ルウ」とは、シン氏が所有する、ステレンボッシュ郊外のフランシュホーク Franschhoekにある高級リゾートホテルの名前です。意味は、オランダ系南ア人の言語アフリカーンスで「ライオン」とのことです。

南アの新しい生産者の大半は、自社畑を持たず、ブドウは買い入れに依存しているため、より資金力がある相手に負けてしまう、あるいは、ブドウ農家が、より高く売れる他の作物に植え替えてしまう、という供給リスクを常に抱えています。従って、供給を安定させるために、高品質のブドウを確保できるだけの値段を払えること、そして、自分で畑を所有することが必要なので、資金面の不安がないというのは、ワイナリー運営上非常に大きいと思います。

ワインは、ベースラインがクルーフ・ストリート Kloof Street。ミッドレンジがブレンドの白と複数の畑のブドウを用いたシラー。そして、土壌名が付いたシラーとシュナン・ブランの単一畑シリーズが最上級になります。土壌名シリーズは生産本数が少なく、非常に入手困難なワインです。

醸造は、新しい意欲的な生産者らしく、極力人の手を加えないミニマリスト的アプローチです。酵母は天然酵母のみ、SO2は必要最小限、熟成は新樽なしか率低め、そして濾過清澄なし、というお約束の4点セット。

前置きが長くなりましたが、2014年のマリヌー・ホワイト、品種構成は、シュナン・ブラン73%、クラレット13%、ヴィオニエ10%、セミヨン・グリ4%(*)。シュナン・ブラン+南仏品種、そしてセミヨンという、典型的な南アの白のブレンドです。ヴィオニエ以外は高樹齢で、中でもクラレットは平均80年の古木から。イールドは低く、24-33hl/ha。生産本数は2万本強です。

(*)ラベルにはこう記載されていますが、ワイナリーのウェブサイトではヴィオニエ、セミヨン、共に7%になっています。

3日間かけて飲みましたが、味わい的には3日目がベスト。温度はやや高めの方がいいと思います。グレープフルーツ、白い花、クレーム・ブリュレなど、分厚さがある香り。味わいは、オイリーなテクスチャーと強いミネラル感が特徴的です。全体的にボリューム感がありますが、強いミネラル感と、丸いけれど強目の酸があって、焦点はしっかり決まっています。アフターには特徴的な苦味があります。クルーフ・ストリートと似たキャラクターで、全体的に大きくして、アフターを長くすると、このワインになる、との印象です。タイ料理と合わせましたが、チリの熱さや、甘みをしっかり受け止めてくれて、いいアッビナメントでした。南アのシュナン・ブランがメイン品種のワインは、アジアの料理と合わせやすいものが多いですね。柔らかな作りで、ミネラル感が強すぎないものは和食、ボディやミネラルがしっかりしていて、甘みや苦味もあるものは東南アジアの料理、ですかね。

日本での小売価格は、3,000円代中盤のようですが、それに見合う価値は十分あると思います。西海岸での価格は税抜き30ドルぐらいなので、日米の価格差もありません。なお、単一畑ものの日本での価格設定は、かなりリーゾナブル。1本買ってみようかな。。。。


by taurasista | 2016-12-27 08:27 | ワイン(その他)

c0159117_05044582.jpg
K&L Wine Merchantsは、40年の歴史を持つ、カリフォルニアきっての有名ワインショップです。実店舗は、シリコン・ヴァレー、サンフランシスコ、ロサンゼルスの3箇所。在庫しているワインの種類は膨大で、安価なものから、超有名銘柄の古酒まで、ありとあらゆるものが揃っています。

ロサンゼルス店は、ハリウッドの中心部にあります。この店舗は、高価格帯の商品の在庫は控えめですが、全世界から厳選された中間価格帯の品揃えは、有名でない作り手も丁寧にピックアップされていて、なかなか素晴らしい。スタッフの質も高く、知識に加えて、商品をしっかり試飲しているようで、質問すると、大変的を得た答えが返ってきます。アメリカのワインショップにありがちな、専門誌の点数の表示を控えているのも、好感が持てます。
c0159117_05045343.jpg
LAの海側とハリウッドの間は、恒常的に渋滞するため、自宅から1時間近くかかるので、数ヶ月に1回、隣接するタイタウンでの食事のついでに寄るというのがパターンですが、お店としてのクオリティの高さは間違いないので(LAでここが一番レベルが高いかも)、是非一度行ってみてください。

K&L Wine Merchants
1400 Vine St, Hollywood, CA 90028
http://www.klwines.com/




by taurasista | 2016-12-25 05:43 | ワイン(カリフォルニア)

南アを代表するワインメーカーと言うと、確実に名前が挙がるのがダンカン・サヴェージ。彼自身のプロジェクト「サヴェージ」のワインは、このブログでもご紹介しましたが、彼が今年初めまで、長らくワインメーカーを務めたのが、今回ご紹介するケープ・ポイント・ヴィンヤーズです。

ケープタウンの町の南側、ケープ半島の付け根部分のヌールトフック Noordhoekを本拠地に、ソーヴィニオン・ブランとシャルドネを生産する白ワインのスペシャリストで、スペシャル・キュヴェのソーヴィニオンにセミヨンを少量ブレンドしたIsliedh(アイレイと発音するようです)は、南ア最高の白ワインの一つとの評価を受けています。

アイレイは追ってレビューするとして、今回はベーシックラインのソーヴィニオンになります。こちらも、少量のセミヨンがブレンドされているようです。
c0159117_08575199.jpg
見た目はちょっと安っぽくて(失礼)、もう少し工夫した方がいいのでは(金ぴかの部分に意外にお金がかかっている、ということはないでしょう)。上級キュヴェも同じラベルです。

見た目はともかく、中身は優秀です。香りは抜栓直後から開いていて、ソーヴィニオンらしい青いハービーな要素に、グレープフルーツ、マンゴーなどが交じって、華やかです。ボディは大きく、強いミネラルと酸がそれを支えます。酸は強いですが、決して尖った感じはなく、ほのかに感じられる甘みもあって、親しみやすく、飲みやすく仕上がっています。アフターには少し苦味あり。

日本での販売価格は2,000円台中盤。この価格なら絶対に買いだと思います。


by taurasista | 2016-12-19 09:12 | ワイン(その他)

実にお久しぶりな感じのティニャネロ。ファイン・ワインの世界に足を踏み入れ始めた20数年前、イタリアワインで最初に覚えた銘柄の一つです。同時に知ったサッシカイアやソライアは、値段的に手が届かなかったので、気合を入れた食事などでよくオーダーしていたものです。
c0159117_07493132.jpg
その後、ワインの世界が広がるにつれ、このスーパートスカーナ御三家とはどんどん縁が遠くなり、記憶が正しければ、2008年頃にリストランテ濱崎でブラインドで飲んだサッシカイアの91年が最後だったと思います。オフヴィンテージですが、これは相当旨かった。個人的には、サッシカイアはオフの方が当たる可能性が高くて、今は亡きトスカーナの名店ガンベロ・ロッソで飲んだ84年など、恐ろしくエレガントなカベルネで、素晴らしかったです。

ティニャネロに話を戻すと、デビューは71年ヴィンテージ。69年デビューのサッシカイアと並ぶ、スーパートスカーナの第一世代です。当時から、ブレンドはサンジョヴェーゼ80%、ボルドー品種20%。ボルドー品種は、以前は全てカベルネ・ソーヴィニオンだった記憶がありますが、現在は5%はカベルネ・フランになっています。

長らくティニャネロを飲まなかったのは、品質が価格に見合わないと思ったからです。ばらつきは大きいけれど、当たれば素晴らしいのがサッシカイア。それに対して、ティニャネロはいつも印象が薄く、他にいくらでも選択肢がある。という訳で、97年ヴィンテージあたりを最後に、すっかりご無沙汰していました。

この2013年は、友人宅でブラインドで飲んだのですが、正直ティニャネロだとは思いませんでした。サンジョヴェーゼとカベルネのブレンドのスーパートスカーナであることは分かったのですが、鮮烈な果実味が正面に出ていて、ボディもかなり大きい、キャッチーなキャラクターは、過去のティニャネロとは別物だと感じました。バランスも良くて、面白みはないけれど、とても良くできたワインだと思います。品質が大きく向上した割に、価格上昇はさほどでもないようなので、ようやく品質と価格のバランスが取れるようになった、と言ってもいいのかもしれませんね。

by taurasista | 2016-12-18 08:34 | ワイン(イタリア)

クリスタルムの作るシャルドネは2種類。単一畑のクレイ・シェールズ Clay Shalesが上級キュヴェで、ブレンドのジ・アグネスはベーシック・ラインという位置付けになります。
c0159117_10171485.jpg
c0159117_10172913.jpg
ブドウはヘメル・エン・アアド Hemel-en-Aardeとオーヴェルベルグ Overberg(ヘメル・エン・アアドも含む、かなり広い地域のようです)の3つの畑から。天然酵母のみを用いて、SO2は最小限、熟成はほぼ使用済バリック(新樽10%)という、南アの新鋭生産者のお約束通りの方法で醸造。

クリスタルムのワインを飲むのは、これで3種類目ですが、どのワインにも共通しているのが、ポジティブな「ユルさ」です。強い酸やミネラルはあれど、どこかふわっとした柔らかさというか、隙を残しているので、肩肘張らずに飲めます。

このジ・アグネスも、香りはパイナップル、グレープフルーツ、白桃といった、温暖な要素が主体(グラスに残った香りには、ブリオシュも感じました)。味わいには甘みあり。ここまでだと、かなり重いワインということになりますが、塩辛いミネラルと強めの酸があるので、全体としては、しっかり抑制が効いて、フレッシュさも感じさせる仕上がりになっています。そして、「ユルさ」。ミネラルも酸も、飲み手がプレッシャーを感じないレベルに絶妙にコントロールされているので、飲み口がとても良いです。カリフォルニアのハイレベルのシャルドネを、(意図的に)少し緩くして飲みやすくした感じ、というと、少しイメージが伝わりやすいでしょうか。

上級キュヴェは、ここをもっと固く作って、より長熟型に仕上げているのかもしれません。ピノの上級キュヴェのマバレル Mabelelを1本キープしているので、近々試してみます。


by taurasista | 2016-12-17 10:13 | ワイン(その他)

アジア系移民が多いだけあって、ロサンゼルスにはそれぞれの国の人たち御用達のスーパーもいろいろありますが、中華系で一番目立つのがこの99ランチマーケット。カリフォルニアを中心に、ラスヴェガスやテキサスにも支店を持つ台湾系のお店です。
c0159117_09250344.jpg
中華スーパーの特徴は、生簀での鮮魚の販売。処理もその場でやってくれます。自分で買ったことはないけれど、見る限りは鮮度もそんなに悪くなさそうです。
c0159117_09244660.jpg
中華野菜はいろいろあります。青梗菜、空芯菜などは普通に置いてあります。
c0159117_09245268.jpg
お米の種類も豊富。値段は韓国系にはかないませんが、日系よりは安いかな(置いているものは、ほとんど変わりません)。
c0159117_09244027.jpg
この日の目的は、火鍋の具材調達。練り物コーナーがあったので、ロブスター入りなど、いろいろ試しに購入。
c0159117_09245835.jpg
麺も、中国各地のものから、うどん、そばまで幅広く揃っています。麺に限らず、商品は中華系を中心に、日本、韓国、タイ、ベトナムなど、アジア圏のものを広く揃えていて、その点でも使い勝手がいいです。

エスニック系スーパーシリーズその②は韓国系の予定です。


by taurasista | 2016-12-16 09:14 | レストラン(カリフォルニア)

c0159117_08202654.jpg
アジア各国からの移民が多いロサンゼルス。フィリピン人も一大勢力を形成していますが、レストランとなると、全く目立たなくなります。そんな中、EaterLAなど食のサイトでも取り上げられ、評判もいいのが今回ご紹介するシログです。
シログとは、タガログ語で「定食」。ガーリックライス+目玉焼き+おかず、というのが定番だそうです

こちらでは、おかずは約10種類からチョイス可能。卵は、目玉焼きではなく半熟卵です。私はポークリブのアドボ(マリネ後に焼く、あるいは煮る料理法。ここでは焼いてありました。)を選びました。
c0159117_08203908.jpg
至ってシンプルな料理ですが、手を抜かずにちゃんと調理されていて、素朴でほっとする味です。先に出てきたサラダも美味しく、これで9ドルなら、LAでは決して高くないと思います。軽めのランチ場所として、覚えておいても損はないでしょう。

Silog
1555 Sepulveda Blvd, Torrance, CA 90501
ウェブサイトはなし

by taurasista | 2016-12-15 08:18 | レストラン(カリフォルニア)

久しぶりのオーストラリア、それもヘンシュケです(響きに少々違和感があって、ヘンチキとは書きたくないのですが、正しい発音はどちらなのでしょうか?)

ヘンシュケ家は、バロッサ・ヴァレーを本拠地に、150年以上ワイン生産を続けている名門です。フラッグシップは、プリフィロキセラのシラーズ100%で作られるヒル・オブ・グレース。ヘンシュケのワインは種類が非常に多いので、序列が分かりにくいのですが、ワイナリーのサイトに掲載されている価格を見る限り、このキーントン・エステート・ユウフォニアムは、中の中、というところでしょうか。

品種は、ブレンドは毎年変わるようですが、シラーズとカベルネが主体です。この2004年は、シラーズ39%、カベルネ24%、メルロー23%、カベルネ・フラン9%、グルナッシュ5%という構成です。アルコールは14.5%。
c0159117_08132879.jpg
落ち着いたラベル。個人的には好きなデザインです。

香りはシラーズの要素が強いと思います。非常に強い、甘く黒い果実、そしてアスファルトをまず感じます。そして、獣香と、独特の、薬品的というか、漢方薬的な香りも。個性的で、好みが分かれると思います。

フルボディで、まだ果実も酸も生き生きとしています。バランスは良く、きれいな球体を形成していますが、アフターの甘苦さは、これも好みが分かれるところでしょう。

火鍋に合わせるのは、ちょっとしんどかったですが、そうそうは飲む機会がない、ヘンシュケの古いヴィンテージ、それも、有名どころのHill of GraceやMount Edelstoneではなく、普通は早飲みされる(であろう)中級ライン。面白い経験だったことは間違いありません。


by taurasista | 2016-12-13 16:47 | ワイン(その他)