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実際にはだいぶ先なのだけど、お誕生日シリーズとの名目で開催した「イタリアワインの頂点」ディナー。イタリアワインに興味がある人なら誰でも知っている超有名生産者の古酒、それもベスト・ヴィンテージをずらっと並べてみた。有名ソムリエSさんもゲスト参加。

まずはこちらでスタート。
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ヴァレンティーニのロザート2007年。色合いはレンガ色ががっていて熟成を感じさせる。熟れた赤い果実が甘く香水のようにグラスから香り、同時に少しブランデー的な要素も感じる。味わいはロザートとしては非常にリッチで、このワインとしては果実味が正面に出たスタイル。豊かなフルーツが優しい酸と溶け合って、口の中に広がっていく。奥行き、余韻も十分。フレッシュさも残しているのでまだまだ熟成すると思うが、現在非常にいい状態でまさに飲み頃。

by taurasista | 2016-01-31 06:20 | ワイン(イタリア)

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現在カリフォルニアで大きな潮流となっている薄旨系ワインの大御所リトライの最もベーシックラインのピノ。初日は全然ニュアンスが出なかったが、二日目でようやく開いた。フルーツは赤系でスパイシーな香り。ミディアムボディでスケール感にはやや欠けるが、スムーズな仕上がりで旨味はしっかり。価格を考えるとデイリーワインにはできないが、いろいろな料理と気軽に合わせるには非常に適したワインだと思う。



by taurasista | 2016-01-18 04:40 | ワイン(カリフォルニア)

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(この写真はkevin.eatsから拝借)

ダウンタウンの一角Little Tokyo。一時期は相当に寂れていたようだが、ダウンタウンの再開発とともに新しいお店が進出してきて徐々に活気を取り戻しつつあるようだ。このKinjiroは開店してまだ2年足らずだが、ローカルのfoodieたちの間で非常に人気が高く、席数が少ないこともあってかなり予約が取りにくい店になっている。

メニューは決して多くはないが、どの料理も素材、調理の精度ともに非常に高く、オーナー以下のサービスも的確で、人気が出るのもうなずける。シェフは80年代からロスで活躍している方で、90年代はChaya Veniceのhead chefだったとか。料理によってアジアン・フュージョンの影響が感じられるのはその経歴のせいか。

今回は食欲超旺盛なフィットネス仲間と一緒だったので、相当な量をオーダー(かつ完食)。ここではその一部のみご紹介。

[牛タン元の塩焼き]
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ロスでは相当にレベルが高いタンを食べることができるが、その中でもこちらのは最高。しっかりした噛みごたえとジューシーな肉汁を堪能。

[地鶏の巻き揚げ]
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パリッと揚がった皮に柔らかくジューシーに調理された肉。完璧な火入れ。

[フォアグラステーキ]
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定番の甘めの味付けだが、脂肪が程よく落ちていることもあってひつこさは全然感じない。あまりの美味しさに意見全員一致でお代わりをオーダー。

[牛骨髄の田楽]
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こちらは軽くトーストしたバゲットとともに。最高の酒の肴。こちらもお代わり。

[ウニとひじきのうどん]
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和風パスタのうどん版。うどんの茹で具合、歯ごたえがパーフェクト。うにとひじきの風味もしっかり生きている。ロスで食べた最高のパスタ料理の一つなのは間違いなし。

日本酒はこちらを持ち込みで。

[菊姫 BY大吟醸}
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1年熟成後にリリースされた大吟醸。熟成した白ワインの趣で、奥行きがあり余韻が長い。少し温度を上げると更に香りが広がってきた。レベルの高さに一同大満足。

先日訪れたサンタモニカのnanbanteiといい、ロスの和食のレベルは少なくとも肉、野菜系の料理に関しては相当に上がっていることを実感する。海外にいながらこのレベルの和食が食べられるのは本当にラッキーだと思う。



by taurasista | 2016-01-17 04:29 | レストラン(カリフォルニア)

今年のワイン初めに選んだのはカリフォルニア・アンダーソン・ヴァレーのピノ。ロスの穏やかな元日の天気のせいか、酸が際立つ鋭角的でテンションが高いワインを飲む気分ではなかったことと、味付けが甘めのおせちに合うこと、この2つの理由で手持ちのストックから選択。
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マクフェイル MacPhailの最初のヴィンテージは2002年。オーナー兼ワインメーカーはMerry EdwardsやGary Farrellでワイン造りを学んだJames MacPhail。セバストポル SebastopolのThe Barlowにテースティングルームを持っていて、ほぼ全種類をそこで飲める。私もVagon Rougeを初めて飲んだのは2014年12月にテースティングルームを訪れた時だった。Vagon Rougeのクオリティは群を抜いていたが、飲み頃になるまで少し時間がかかるワインだったのでバックヴィンテージを探して購入したのがこの2007年。
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バックラベルにあるようにVagon Rougeはバレル・セレクションでその年の最も出来が良い7樽をJamesが選んだもの。抜栓直後から華やかで、黒い果実、そしてシナモンやヴァニラが甘くグラスから立ち上る。温かみがあり、かつボリュームのある味わいで、やや甘みを感じるが、果実、酸、タンニンがたっぷりとあり、きれいな球体を形成していて全体のバランスがいいので気にならない。立体感は最近飲んだアメリカのピノの中では一番かも。

最近流行りのオールドワールド的薄旨系ではなく甘さをしっかり主張するスタイルも、あまり難しいことを考えずに飲みたい時にはうってつけ。最新の2013年ヴィンテージの価格は65ドル。決して安くはないが価値は十分にあると思う。

by taurasista | 2016-01-03 08:31 | ワイン(カリフォルニア)