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最近時々購入している熟成シュペートレーゼ。低いアルコール、穏やかな酸味と甘み、そしてヴィンテージものが安価で手に入る、という色々な点で飲み手に優しいワインだ。ドイツワインの知識が乏しいためどのワインを選べば良いのか判断ができず、いつも価格と直感に頼るのだがこれまではほぼ外れがない。

このグンダーロッホGunderlochは1890年創業。ドイツ最大のブドウ栽培地域ラインヘッセンRheinhessenで最も優れた生産者の一つとの評価を得ている(と今調べて知ったところ)。ワイン名になっているナッケンハイム村のローテンブルグはラインヘッセン屈指の銘醸畑だそうだ。

さてこのワイン、味わいは予想した通り。蜂蜜、オレンジ、白胡椒などが要素の凝縮した香り。心地よい甘みとフレッシュな酸が持ち味の優しい味わい。もちろん特徴は全く同じではないけれど、日本酒的に使えなくもない。うちに常備しておきたいタイプのワイン。


by taurasista | 2015-04-29 21:32 | ワイン(その他)

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ヴィエッティViettiのネッビオーロの中で一番ベーシックなラインがこのペルバッコPerbacco。ブドウは複数のバローロの畑から。仕込んでみてバローロのブレンドに用いるのに値しないと判断された樽がペルバッコになるということだ。ベーシックなキュヴェとは言えそこはバローロのトップ生産者、バローロのような凝縮感こそないが非常に質感のいいワイン。赤系のフルーツにネッビオーロらしいバラの香り、そして少しスパイシー。ミディアムボディ、ネッビオーロらしいドライなタンニンを感じるが時間の経過もあって柔らかく、また肌理も細かい。フレッシュな酸味、そして少し塩っぽい。ワイン単体ではなく前菜や軽めの肉のプリモと合わせるのが最も生きるタイプ。

by taurasista | 2015-04-26 21:50 | ワイン(イタリア)

Groundwork Coffeeに続くロスのサード・ウェイヴ・ロースターご紹介シリーズの第2回目はBar Nine Collective。ホールフーズ等で購入が可能なGroundworkとは違って規模も小さく卸しもやっていないようなので、味わうためにはCulver Cityの実店舗に足を運ぶ必要がある。

Culver Cityの中心からは少し外れた住宅街の一角にある倉庫を改造したのが店舗。看板はないので住所が頼り。
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倉庫なので中は非常に開放感がある作り。
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焙煎もここで行っているということで、その機械、そして無造作に置かれている豆の入った袋がインテリアのアクセントになっている。
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オーダしたのはカプチーノ。ガラスのコップで供される。別に日本では珍しくともなんともないが、ロスでこのスタイルは初めてかも。選んだ豆の特徴だと思うが、酸味が高い味わい。
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雰囲気、味、そしてスタッフの感じも非常によく、自宅から20分以上かかるが、時々顔を出してみたくなるお店である。

by taurasista | 2015-04-26 01:42 | レストラン(カリフォルニア)

ロスのレストランは雰囲気はいいけれど、肝心のお味の方はまだまだ発展途上の所が多く、行くお店がほんの幾つかに限られてしまう。そのうちの一つがこのTar & Roses。こちらでFarm to Tableと呼ばれる地元の野菜を前面に出した素材直球系の料理を売りにするお店は多いが、店のクオリティはまちまち、料理の出来もばらつきがあるのが普通。そんなレストラン事情のロスでこちらは安定感があるので来訪した友人を案内することも多い。サービスもしっかりしている。唯一注文を付けるとすれば料理の中でパスタだけはイマイチなこと。

場所はサンタモニカの中心部。早めの時間はいつも予約で満席だ。ロスのレストランにしては照明が暗すぎないところもいい。
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いつもオーダーするのがこちらの名物ブルスケッタ&ハム&チーズボード。日本では知られていないがアメリカ産のハムとチーズは非常にレベルが高い。加えてカリフォルニアの野菜の美味しさは格別なので、必ず満足できる一皿。この日のチェリートマトの味わいは本当に印象的だった。
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これ以外のオーダーは野菜中心にしてみた。今が季節のビーツのロースト。ほかにもアンチョヴィソースのカリフラワーなど旬の野菜料理を堪能。コーケージも1本20ドルだがお店でボトルをオーダーした本数分は免除してくれるのも好印象。ちなみに、イタリアワインマニアとして店名から連想するのはネッビオーロの香りだが、それが由来なのかどうかは未確認である。
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by taurasista | 2015-04-23 05:40 | レストラン(カリフォルニア)

アントヒル・ファームズのミニ水平の前に楽しんだのがこのワイン。生産者はサンタ・バーバラ近くのサンタ・ネズ・ヴァレー Santa Ynez Valleyが拠点のブランダー Brander。ブレンドはソーヴィニオン45%、ピノグリ29%、リースリング26%。
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お店で42ドル、小売は20ドル弱という低価格帯のワインだが、実力は侮れない。フレッシュでアプリコット、白桃などが要素のアロマティックな香り。強いが柔らかい酸を持ち味わいもフレッシュで心地よい。食事にも合わせやすい優れたワイン。

by taurasista | 2015-04-22 05:22 | ワイン(カリフォルニア)

続いてはロシアン・リヴァー・ヴァレーのティナ・マリー・ヴィニヤード。
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キャンベル・ランチと比較すると大分ヴォリューム感がある。香りは黒系のフルーツになり、アーシーかつスパイシー。味わいも大柄になり、アルコールも強い。フルボディでとても滑らか。強い酸とタンニンもすっかりこなれて調和が取れていて、塩っぽくややスパイシーな余韻が長く続く。キャンベル・ランチとキャラクターは異なるが、親しみやすさは共通だ。こちらも誰にでもお勧めできる高品質のピノである。

by taurasista | 2015-04-20 05:06 | ワイン(カリフォルニア)

先日試してみてとても印象が良かったアントヒル・ファームズ。今回は単一畑ものを飲み比べてみた。まずはソノマ・コーストのキャンベル・ランチ・ヴィニヤード。
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蝋封のやり方も凝っている。
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全体的な印象としては、非常に親しみやすいキャラクター。かと言って決して緩い訳ではなく、細部までしっかりと目が行き届いている。香りは柔らかく、ラズベリー、スミレにミント。タンニン、酸ともにしなやかで飲みやすく、ボリュームはそこそこだが、アタックからアフターまでプロポーションが崩れない。熟成で真価を発揮するタイプではなく、10年以内のスパンでおおらかさを楽しむのが正しい飲み方だろう。誰にでも愛される魅力的なワインである。

by taurasista | 2015-04-19 05:06 | ワイン(カリフォルニア)

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Rose Avenueには時々行くが、ヒッピーぽいこのお店がコーヒーショップだとは気がつかなかった。近くのWholefoodsに寄ったついでにたまたま覗いてみたら、高級スーパーでよく見かけるロスが地元のサード・ウェイヴ・ロースター groundworkのカフェだったので、カプチーノで一休み。
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外見はサブカル的だが内装は意外にきちんとしている。豆は結構ローストが強くて好みのスタイル。カプチーノは4ドルとやや高めだが、雰囲気も味もいいのでホールフーズの駐車場に車を停めて30分ゆっくりするには最適かと。

by taurasista | 2015-04-14 05:36 | レストラン(カリフォルニア)

マウント・エデン Mount Edenはシリコンバレーの南側サンタ・クルーズ・マウンテンズ Santa Cruz Mountainsの歴史あるワイナリー。同じエリアのリッジ Ridge Vineyardsと並んでカリフォルニアのブティック・ワイナリーの元祖と言ってもいいだろう。1950年代初めにマーティン・レイなる人物が創立したワイナリーがその前身。彼は小樽を使い品種名を名乗ったワインを高価格で販売するという当時としては革新的な試みを行ったが、残念ながら品質が追いつかず、結局70年代にワイナリーを売却。これを購入したのがマウント・エデンということだ。

ピノ、シャルドネ共にマウント・エデンと命名されたクローンが存在することから、ワインの世界に大きな影響を与えたワイナリーであることが推し量られる。生産するのはピノ、カベルネ、シャルドネの3種類。ラインも3種類で、以前から所有する畑からマウント・エデン、2007年に購入した畑からドメーヌ・エデン。更にマウント・エデンの格落ちのブドウからマウント・エデン・サラトガ・キュヴェ、と少々わかりにくい。なお、サラトガ・キュヴェはここ数年生産されていない模様。

さて、このサラトガ・キュヴェ2007年。全体的に軽やかな印象。色はかなり薄め。香りは柔らかく、アーシー。ミディアムボディでやや塩っぽく、丸い味わい(2日目になるとスパイシーさが出てきた)。アフターの苦味が多少気になるが、難しいことを考えずに気楽に飲めて、かつお育ちの良さも感じる。価格は20ドル台。コストパフォーマンスも悪くない。
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by taurasista | 2015-04-13 05:31 | ワイン(カリフォルニア)

ヴァーナー Varnerはシリコンバレーの南側サンタ・クルーズ・マウンテンズ Santa Cruz Mountainsでシャルドネのみを作る生産者。生産本数が非常に少ないため市場で見かける機会は少ないが、毎ヴィンテージ安定して非常に高い評価を受ける知る人ぞ知る作り手である。価格も50ドル未満で同じような評価を受ける他のシャルドネよりも大幅に安い。このボトルは自宅近所の行きつけのワインショップの一つLincoln Fine Wineで購入したもの。44.99ドル。
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このアンフィシアターは自根の樹齢30年強のブドウから作られる。アメリカのワイナリーらしくなくウェブサイトにほとんど情報が掲載されていないので、その他のdetailは分からず。
香りは非常に華やかでヴァニラ、ナッツ、アプリコット、レモン等を感じる。冷涼なタイプを想像していたが、実際にはその逆だった。ボリューム感はほどほどだが、柔らかなアタックからミネラリーで塩っぽい余韻が長く続く。酸はしっかりしているが尖った感じはぜず、飲みやすい。全体的に丸くどっしりした味わい。広い層に愛されるフレンドリーかつ高品質のワインだと思う。

by taurasista | 2015-04-06 21:11 | ワイン(カリフォルニア)