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クリスマス前に1年半振りにベイエリアに行ってきました。ロスから車で2泊3日の駆け足の旅でしたが、その締めくくりに選んだのがシェ・パニーズ。カリフォルニア料理を、そしてアメリカにおけるオーガニック、地産地消を語る上では欠かせない有名店です。場所はUC Berkleyのすぐ近く、バークレーの町の賑やかな通り沿いです。市街地から少し離れたお店を想像していましたが、それとは全く違ってパーキングもなかなか見つからないほど人通りが多い一角に佇んでいます。
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エントランスはエントランスは程よく古びた感じ。開店当時(1971年)の雰囲気を引き継いでいるのでしょうか。

昼は2階のカフェのみの営業。お年寄りからUC Berkleyの学生らしき若者たちまで幅広い客層です。サービスは年配の方が目立ちます。長期間に渡ってこのお店で働いているのか、常連とおぼしき中高年のお客さんと親しげに言葉を交わしています。
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料理は素材直球系。シンプル、薄味に仕上げて素材の味わいを最大限に生かしています。ロスの濃い味付けとは違って、見た目は似ていても洗練を感じさせます。
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前菜はアーティチョークのカポナータ(ラタトゥイユ)と羊乳のリコッタ、生ハム。リコッタの自然な甘みに味わいの深さ、これだけで十分すぎるほど美味しいです。
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メインはホワイトソーセージのグリル。付け合わせはザワークラフトにレンズ豆。これも前菜同様薄味ですが、噛めば噛むほどに味わいが広がります。あっという間に完食。

シンプルで食べ飽きない無理のない優しい味わいの料理たち。食の経験値が上がるにつれてこういう料理が一番と思うようになりましたが、中でもこちらの料理のレベルの高さは印象的でした。歴史的な価値も含め、絶対に一度行く価値のあるお店だと思います。


by taurasista | 2014-12-28 08:46 | レストラン(カリフォルニア)

最近意識してカリフォルニアワインを飲むようにしています。品種はピノとシャルドネ。日本にいた頃と変わらず、カベルネはどうしても後回しになってしまいます。ちなみに、アメリカ人の発音では「カベルネ」は「カーバネ」に聞こえます。「カベルネ・フラン」は「カーバネ・フランク」。フランス語では読まない最後のcもしっかり発音します。一方、イギリスの音は原語にかなり忠実。

さて、カリフォルニアのピノというと果実と甘さが正面に出たスタイルを連想しますが、それは過去の話。同じカリフォルニアのピノといっても気候や土壌が異なる多くのエリアがあり、Old World的な抑制のきいたスタイルを志向する作り手、New WorldとOld Worldの中間地点を狙う作り手など、生産者が目指すスタイルも多様化しています。今回紹介するMacPhailはこのワインを飲む限りは中間的なスタイルかと。まだまだフレッシュ感があり、スパイシー。タンニンは強いですが、丸くよく熟しています。同時に温かみがあり飲みやすさも十分。アフターも長く、かなりレベルの高いワインです。次の週末ナパに行くので時間があればテースティングルームに寄ってこようと思います。
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by taurasista | 2014-12-14 04:08 | ワイン(カリフォルニア)

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最近意識してカリフォルニアのワインを飲んでいますが、満足度が高いものに当たる確率が高いのがサンタリタヒルズ Sta. Rita Hillsのシャルドネ。以前アップしたThe Hiltとタイプは違いますが、同じくらい、いやそれ以上に印象深かったのがこちらサンディー Sandhi。
開けたてから香りは全開。レモン、蜂蜜、白い花、オレンジピールなどとても複雑です。フルボディで凝縮感が高い一方、重さは感じず、酸もしっかりしていますがアグレッシブさは全くありません。嫌味のない程度の自然な甘みがあり、ミネラリーで余韻も非常に長い。親しみやすさとエレガントさを兼ね備えた非常にレベルが高いシャルドネです。同じ価格帯(50ドル)のブルゴーニュではまず太刀打ちできないでしょう。

by taurasista | 2014-12-07 03:32 | ワイン(カリフォルニア)