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食の豊かな国で楽しいのはマーケット巡り。オアハカも例外ではありません。ホテルから最初に向かったのは町の中心にあるベニート・ファレス市場。野菜、肉、果物に加えて、乾物(チリなど)、干し肉、チョリソ、そして煎ったバッタ(チャプリネス)
など加工食品が豊富です。そしてチーズ。ケシージョ Quesilloというモッツァレラに少し似た食感のチーズが特産で、これがなかなか美味い。
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次回はオアハカと言えば外せないチョコラテについて書きます。




by taurasista | 2014-10-26 22:49 | Misc

先月に続いてのメキシコ。今回はメキシコシティに加えてメキシコの中でも特に食文化に特徴がある町と言われるオアハカも訪問してきました。まずはオアハカからアップしていきます。

メキシコシティからのフライトタイムは45分。小さいですがモダンな作りの空港です。そこから乗り合いタクシー(コレクティーヴォ)でホテルまで約20分。ここまでは乾いて埃っぽく、ノイジーなメキシコらしい世界ですが、少し歩いて世界遺産のサント・ドミンゴ教会辺りまで来るとそれが一変、小綺麗でカラフル、そしてスタイリッシュな街並みになります。こういう所でのメキシコの色彩やデザインのセンスは本当に素晴らしいと思います。
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初日の夕食はサント・ドミンゴ教会から歩いてすぐのLos Danzantes(踊り子たち)へ。まず驚いたのがお店のつくり。古い建物のパティオを利用したらしき、セミオープンエアの空間でインテリアやテーブル、テーブルクロスなど全てのセンスが素晴らしい。水を巧みに使い、緑に溢れたオーガニックなデザインでもあります。
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オアハカはメスカルの生産地なので、ドリンクはワインではなくメスカルをチョイス。お供はライムではなくてオレンジ、そしてグサーノ(メスカルの原料リュウゼツランに付く芋虫)とチリを混ぜた塩(サル・デ・グサーノ)。
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料理は洗練されたメキシカン。盛り付けはモダンですが、個々の要素はローカルな味わい。イタリアに例えると好感度が非常に高い地方の一つ星というイメージです。

<トルティーヤとソース、バター>
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<刻んだタコのグリル、ビーツとピーナツのソース、ルッコラのサラダ>
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<ミントティー>
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Pujolのように世界で勝負するタイプのお店ではありませんが、ローカルさとモダンさの組み合わせが巧みで非常に満足度が高いお店でした。スペイン語のみですがウェブサイトもしっかりしています。
http://losdanzantes.com/



by taurasista | 2014-10-26 03:48 | レストラン(その他)

基本的には私には全く縁のない種類のワインですが、以前に親しい友人がプレゼントしてくれてそれ以来保管していたものを自宅で開けてみました。この年のエチケッタを描いたのはルーマニア生まれのアメリカの漫画家・イラストレーター ソール・スタインバーグ。
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30年以上経過したワインとしては液面の高さは悪くない。キャップシールを外し、ソムリエナイフのスクリューを差し込む。手応えなく入って行くのでコルクの状態は良くなさそう。慎重に引き上げて行くと、コルクは上端まで紫色に染まっているのがわかる。コルクは相当に柔らかく、折らないようゆっくり時間をかけて無事抜けました。

実際味わってみると決して状態は悪くはありませんでした。鉛筆の芯、リコリス、ミントの香り。ミディアムボディでフルーツはやや落ち気味ですが、タンニンはまだまだ強くて突出気味。そこに少々バランスの悪さが。アタックは少々頼りないですが、ミッドからアフターにかけてはそこそこヴォリュームがあり、赤身の牛肉にも力負けしません。83年はベストとはとても呼べないヴィンテージでこのワインは既にピークを過ぎているものの、その辺が一級たる所以でしょうか。
写真には写っていませんがアルコール度数は11.5%。現在では考えられない低さです。ちなみに、パーカー100点の1982年は12.5%。最近の最良年2009年と2010年は共に13.5%です。

ともかく、自分では買えない&買わないワイン。貴重な経験をさせてくれた友人に感謝です。







by taurasista | 2014-10-13 07:28 | ワイン(その他)

せっかくカリフォルニアに住んでいるので地元のワインも掘り下げよう、ということでこの日のバーベキューのお伴はサンタ・リタ・ヒルズのピノ。サンタ・リタ・ヒルズはAVAに指定されたのが2001年とメジャーになって日が浅い産地ですが、海からの冷たい風と霧のため冷涼な気候で、エレガントなピノ・シャルドネの産地として現在注目を浴びているエリアです。この日はその代表的な作り手のワインを数種類試してみました。

Chardonnay The Old Guard 2011 (The HIlt)
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先日のThe Vanguradに続き、もう1種類のシャルドネthe old guardでスタート。vanguradよりも更にタイトでミネラリーなスタイル。vanguard同様、ブルゴーニュのいいシャルドネを飲んでいる感覚。非常に出来がいいワインです。

Estate Sta. Rita Hills Pinot Noir 2012 (Domaine de la Cote)
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このエリアのワイン関係者と言えば必ず名前が出てくるのがRaj ParrとSashi Moorman。彼らが共同で所有するワイナリーです。ワインのスタイルはまさに冷涼ピノ。ミディアムボディで非常にミネラリーでスパイシー。硬質で少々とっつきにくく、もうしばらく寝かせた方がいい気がしました。

Sta. Rita Hills Pinot Noir 2012 (Sandhi)
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こちらも同じParr/Moormanチームが作るワインです。Domaine de la Coteと全体的なニュアンスは似ていますが、比較すると温かみがあり、全体的に穏やか。個人的にはこちらの方が好み。

Sta. Rita Hills The Vanguard Pinot Noir 2011 (The Hilt)
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シャルドネの印象が非常にいいので、期待値が非常に高かったこのワイン。エレガントないいワインですが、凝縮感が今一歩。グラスの中で落ちるのもやや早く、シャルドネのレベルには達していない、との印象です。

Sta. Rita Hills Pinot Noir 2012 (Brewer-Clifton)
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14.5%のアルコールが示す通り、これまでのワインとは異なって、果実とパワーが全面に出てくるスタイルです。一般的なカリフォルニアワインの印象にはこれが一番近いです。かと言って決してパワーだけのワインではなく、甘みも抑制が効いていて、よく出来たワインです。万人受けするという意味ではこれが一番でしょう。

このエリアまではロスから3時間程度。近々遠足して更にワインを掘り下げるつもりです。


by taurasista | 2014-10-12 03:34 | ワイン(カリフォルニア)