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ロスの人気レストランはどこも予約を取るのが結構大変なのですが、中でもここは格別です。席数は26というロスでは考えられない少なさ。予約は月2回、隔週金曜朝8時からオンラインのみ。アクセスが集中してつながった時には既に満席、というのがいつものパターンでしたが先日ようやく予約が取れました。予約のシステムはとっても強気。料理75ドル+サービス18%+税金を予約した時点で支払う必要があります。払い戻しはなし。直前キャンセルで席が埋まらないリスクがゼロのレストランにとっては優れたシステムです。

お店のしつらえがまたユニーク。とても高級店があるとは思えないさびれたモールの一角で看板を出さずに営業しています。下の写真のピザ屋の中です。窓は目張りされて外から覗けないようになっています。ちなみに、最近隣に支店のビストロができました
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ロスで最も予約が取れない店、全米でも最も注目を浴びている店の一つということで期待値はこれまで行ったロスのお店の中で一番。気合いを入れて予約時間の10分前に到着です。メニューはお任せで、追加のオプションが一品あるだけ。ドリンクはワインリストもありますが、ワインペアリングのコースが2種類、ノンアルコールのペアリングも。私はワインペアリングの安い方を選択。
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肝心の料理ですが・・・・・やっぱりロスは素材直球系が良い、です。料理のアイデアは悪くないのですが、残念ながら調理がついていけていない。極端に味が濃かったり、逆にフレーバーが感じられなかったりで、ちょうどいい塩梅のお皿が少なかった。グラスワインもマイナーな地域に焦点を当てようという意欲は買えますが、レベル的に満足できないものが多かったです。果実味を抑えたワインがほとんどだったので、そこに何らかの意図があったものと推測しますが、料理との相性を十分に吟味できていないとの感を持ちました。料理が狙った味を出せていないということかもしれませんが。

という訳で、料理の写真は一部に留めることにします。下の写真は当日オーダーの追加オプション「トウモロコシ、骨髄、サルサヴェルデ、ウイスキー」。食材の組み合わせはいいと思うのですが、甘みを強く付け過ぎていて、素材の味わいを殺してしまっています。調理を間違った、そして仕上がりのチェックが機能していない、と考えざるを得ない。
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結果はともかく、現在のロスのレストラン事情を語る上では欠かせないお店ゆえ、大変いい経験でした。



by taurasista | 2014-08-24 03:37 | レストラン(カリフォルニア)

中戸川@代々木上原

元オステリア・スプレンディドのシェフだった弾君が独立して開いた店。居酒屋を名乗っているが、もちろん弾君の切れがいいイタリアンもいただける、柔軟なコンセプトのお店。こういうお店は少ないので今回日本行きが決まってすぐに連絡を入れて席を抑えました。この日は和食、それも魚中心にお任せで。

この炙り〆鯖は最高!
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〆はサマートリュフがどっさりかかったタヤリンです。
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お酒は日本酒、白中心に持ち込ませてもらいました。セロスは流石の美味しさ!
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駅から徒歩1分と足の便もいいので、ぜひ行ってみてください。価格も手頃だし、近所にあると通いたくなるお店ですよ。

by taurasista | 2014-08-05 20:51 | レストラン(日本)

またまたアップの間隔が空いてしまいました。先日日本に一時帰国した際に開催したワイン会です。場所は神楽坂のヴェーリ。新店舗に移転して店名も変わってちょうど1年。お店の方には本当にお世話になっていたので、久々にお会いすると日本に帰って来たことを強く実感します。今回は品種や地方は敢えてばらばらで70〜90年代の古酒を楽しみました。
まずはカベルネ2種類。

Yngram 1997 (Hofstatter)
まだ非常に若々しく、果実、タンニンともにたっぷり。作りはタイトですが果実の熟度が非常に高く、自然な甘みを感じます。
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Olmaia 1996 (Col d'Orcia)
このワイン、飲む度にいいワインだなと思うのですが、今回も期待通り。黒い果実、リコリス、コショウ、紅茶などとても複雑な香り。フルボディ、滑らかで余韻は非常に長く、素晴らしいワインでした。
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Barbera d'Alba 1988 (Vietti)
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Bricco della Bigotta 1988 (Braida)
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バルベーラ2本はやや大人し目でした。カベルネの陰に隠れてしまったかな。BigottaはまだDOC Barbera d'Astiになる前の時代ですね。

Le Pergole Torte 1982 (Montevertine)
続いてPergole Torte。硬質でミネラリー。素晴らしくエレガントなワインです。状態も完璧でMontevertineらしさを十分に味わうことが出来ました。
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Freisa 1973 (Giacomo Conterno)
トリはフレイザ。Gajaの71年が驚くほど美味しかったので、いい作り手のフレイザは熟成ポテンシャルが高いことは知っていましたが、73年という天候に恵まれない年にもかかわらず、このワインの生命力、恐るべし。ネッビオーロに全く劣らない、きれいに熟成したワインでした。
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お料理はどの皿も完成度が高く、ロスでは味わえない繊細なイタリアンを堪能しました。

【天竜川 飯田鮎のコンフィ】
火入れ最高です。
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【アニョロッティ】
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【カザレッチェ 淡路豚のラグー】
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【熊本産あかうしのロースト】
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【桃のコンポート ザバイオーネソース】
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やはり日本のイタリアンはレベルが高いですね!ロスも早くこのレベルに追いついて欲しいです(10年はかかるかな・・・・)。



by taurasista | 2014-08-04 13:45 | ワイン会