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最後はドイツでビール

アルト・アディジェからブレンネル峠を越えて、スイス経由でドイツへ。最後の夕食は旨いドイツ料理を、ということでビブ・グルマンのお店にしてみたが、これが大外れ。やっぱりドイツの店選びは難しいようなので、最終日の昼食は世界遺産ヴィーゼ教会近くの通りすがりのお店でシンプルにビールとソーセージ。一人1,000円ちょっとだけど、十分満足。
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このあと、フランクフルト空港まで約4時間ドライブして日本への帰途につく。
ところで、アウトバーンを初めて運転して気付いたこと。明らかにイタリアよりも平均スピードが速い。イタリアだと140キロなら割と早い方だけど、ドイツは200キロレベルがどんどん後ろから迫ってくる。速度無制限って伊達じゃないんですね。
by taurasista | 2012-07-28 22:41 | レストラン(その他)

こちらは友人のカンティーナにランチに連れて行ってもらったお店。これが・・・旨い!!!

【ソップレッサータとポレンタ】
似たような名前の前菜が色々あるので紛らわしいが、この「ソップレッサータ」はサラミ。だいぶ脂肪が多めな感じだが、これがソフトで旨い!!!
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【ポルチーニのペーストと燻製にしたガチョウのクロスティーニ】
これは絶品。味わい深いペーストにとろけるガチョウの肉。こんな旨いクロスティーニは滅多に出会えない。
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【タリオリー二】
プリモは見た目も味もピエモンテのタヤリンみたいな感じ。味は申し分なし。
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ワインは地場品種のRaboso。
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by taurasista | 2012-07-19 23:02 | レストラン(イタリア)

Le Caseはマルケ州南部の古都Macerata郊外のマナーハウス。広大な敷地内にビオ認証を受けている農園を持ち、牛、豚、鶏を飼い、また小麦、野菜、ハーブを栽培する。そして、その素材を用いるレストランを2つ持ち、うち1つがこれからご紹介するL'Enotecaである。ガイド的にはこのエリアで最も評価が高いお店だが、主要な観光地やカンティーナから離れているせいか、ここに行ったことがある人にはまだ会ったことがない。ここに行くことを決めた理由は、料理はさることながら、エノテカ・ラウラのオーナー馬場さんから「噂ではワインリストが凄いらしいですよ」との話を聞いたからである。

まず結論から言うと、非常に良い。それどころか、これまでイタリアで行った店の中でもトップ5に入るだろう。ワインリストは価格、品揃えとも最強。料理はモダンだが行き過ぎてはおらず、果物や花やローストした野菜をうまく使って味わいにアクセントをつけ、また暑い季節に合わせて素材をジェラート状にしたり、温かいものと冷たいものを一皿に巧みに織り込むなど、バリエーション豊富で飽きさせない。サービス兼ソムリエはフレンドリーかつプロフェッショナル、ワインのアドバイスも極めて的確、と総合的に大変優れたお店である。

では料理からご紹介。75ユーロのお任せコース。

【突き出し】スープ仕立てにした野菜。
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【前菜1】上はやや温かいマッシュポテト。下はバジリコのジェラート。これを一緒に食べると口の中でジェラートがとろけ、マッシュポテトと融合して別の味わいに。旨い。
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【前菜2】自家農園の野菜と果物のサラダ。スイカやメロンを使って味わいにアクセントをつけている。私は基本この手の料理は余り好きではないが、これならOK。
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【前菜3】リコッタのアイスクリーム。球状のアイスクリームの中には野菜。
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【前菜4】牛肉のたたき。チーズと野菜、そして花で味にアクセントを付けている。
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【前菜5】縦型の目玉焼きにトマトを乗せて。手前はタイムのジェラート。これも温度の組み合わせの妙!
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【プリモ】ローストした野菜のパスタ。ソースがとても濃厚。これも野菜をまずローストして味わいを凝縮させてソースにしているとのこと。
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【セコンド】鳩のロースト。素晴らしくジューシー。ちなみに器は鳩がとまる瓦を模したもの。
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ワインリストは相当に凄い。これまでイタリアで見た中でこれに匹敵するのは(量、価格の両面で)今はなきGambero Rossoぐらいだ。せっかくだからヴェルディッキオとモンテプルチアーノの熟成したものを試そう、ということで、ソムリエのアドバイスを聞きながらこの2本を選ぶ。
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Verdicchio dei Castelli di Jesi Riserva Serra Fiorese 1994 (Garofoli)
蜂蜜、アーモンドなどの非常にはっきりした香り。味わいは甘みとアルコールが強く、酸も大変強い。果実味がやや落ち気味で、ピークを過ぎた感はあったが、プロポーションは崩れておらず美味しく飲めた。
Montepulciano d'Abruzzo 1983 (Emidio Pepe)
赤はちょっと迷ったが、Valentiniと並ぶアブルッツォの雄Pepeの良年を選ぶ。果実味、酸に溢れ、まだ若さすら感じさせる。旨味がしっかり乗っており、非常に滑らかなので、酸が非常に強いにも関わらずするするっと飲める。個性的な素晴らしいワイン。

さすがに古いValentiniはなくなってしまったとのことだが、90年代前半ならまだオンリストされている。Pepeなら相当古いものが。
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次回アドリア海側に来るときには絶対にここは外せない。ここに来るために曜日を調整して、必ずまた来よう。ピエモンテのall'enoteca、カンパーニャのOasis Sapori Antichiと並んで定番になりそうだ。

最後にこの施設内のもう一つのレストランについて。土日の昼のみ、全く同じスタッフで郷土料理を提供するRistorante Le Caseが開店する。こちらも美味しいこと間違いないので、食べ比べしてみるのも面白そうだ。

http://www.ristorantelecase.it/default.asp
by taurasista | 2012-07-15 23:39 | レストラン(イタリア)

昼のZenobiで抑えめにしていたのは、夜にこちらを予約していたから。ミシュラン2つ星&ガンベロロッソ3フォルケッテにして、イタリア屈指のcreativoかつ魚料理で有名なMadonnina。このお店の料理の最大のウリは"Susci Italiana"、つまりイタリア風「鮨」。シェフのMoreno Cedoroni氏は定期的に日本に足を運び(私のフーデックスで2、3年続けて見かけたことがある)、和食や日本の素材を学び、それに自らの工夫を加えて完成させたのがこの「イタリア鮨」ということになるのだろう。大変高い評価を受けるお店とは言え、メインは魚。現地での評価と日本人の評価は往々にして大きくずれる。高価なレストランだし、リスク度合いは確認しておきたかったので、予約する前に有識者の方々に意見を聞いてみた。結果は「絶対失望する」から「一度行ってみる価値あり」までばらつきはあったものの、「絶対に行くべし」とのアドバイスはなし。迷ったが、"Susci"に対する興味が勝った。

お店はマルケの州都アンコーナにほど近い、セニガッリアという大衆ビーチリゾートの外れの海沿いにある。看板が小さくしか出ていないので、何度も車で通り過ぎてしまった。
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テラス席を選び、心地よい海風に吹かれながらメニューを選ぶ。私はホームページを見て当たりをつけていたおまかせ前菜5種類、K君は看板の"Sushi & Susci"(イタリア鮨10種類)。プリモは海の幸リゾット、パセリとワサビのソース。セコンドはエイのカツレツ、ハーブと鮟肝ソース、という選択。

先に結論から書くと、一度は来てみてもいい店だと思う。生か生に近い魚が多く出てくるが、やはり魚自体の質が日本とは比べ物にならないので、「クルード」としては日本基準では中の中ぐらいか。その一方で、魚と一緒に出てくるソースは工夫、味わいとも大変素晴らしい。ソースを味わうためだけに一度来る価値がある、というのが私の評価。

では料理の写真にいきます。

(突き出し)
記憶が鮮明ではないが、左がイワシをパン粉と固めてゼラチン状にしたもの。中央がリコッタのアイスクリームにイクラ。右もイワシだったと思うが、下のクラッカーの素材は思い出せない。
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(前菜その1)
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これは思い出せないが、魚はTonno rossoと言っていた気が。ともかく、ソースが旨かった。

(前菜その2)
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これも思い出せない・・・。魚はTonno biancoと言っていた気が。

(前菜その3)
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これは軽く炙った鰹。

(前菜その4)
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バッカラとトマトとお米のチップ。

(前菜その5)
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タコ。このマヨネーズがまた旨い。

(プリモ)
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これは割と普通のリゾット。ワサビは底に少量隠れていた。

(セコンド)
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エイの骨を残してまさに見た目をカツレツぽく仕上げたもの。若干大味で完食できず。

海沿いでお店の雰囲気は大変良し。サービスはきっちりしているが、若干固い感じ。もう少しくだけた感じの方がいいかも(これは我々のテーブルに付いてくれた人のキャラなのかもしれないが)。同じ町にはもう一軒、同様に高い評価を受けるUliassiというお店がある。次回はこちらを試してみたい。
by taurasista | 2012-07-11 22:54 | レストラン(イタリア)

朝は早起きして宿泊したB&B (L'Orso e l'Ape)の周囲を散歩。Giulianovaから内陸に10分ほど入った丘陵地帯にある宿だが、安いし、設備はしっかりしているし、オーナーはとっても気さくで親切、と非の打ち所がない。このエリアに来るならおすすめ。宿からのパノラマはアドリア海やグランサッソまで広がる雄大なもの。この写真だと一部しかわからないのが残念・・・。
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この日のランチは4年前にも訪れたZenobi。予約していた訳ではなく、カンティーナを移動する途中に通った道がたまたまお店のある通りだったので、前日のランチで失敗している我々としては保守的に勝手がわかっているお店にしてみた次第。

4年前にこのブログにもアップした通り、このお店は料理、雰囲気、そしてコストパフォーマンスが素晴らしい。この日はビッグディナーを控えていたのでパスタ一皿とロザート一本という軽めの食事に下が、お勘定は2名で25ユーロ未満。確かパスタは8ユーロぐらい。これで焦点のびしっと合った素晴らしい郷土料理が食べられるのだからたまらない。

パンは普通のパンとこの揚げパン両方が運ばれてくる。この揚げパンがまた旨いのだが、夜のことを考えて控えめに。
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パスタはTimballo Tradizionale Teramanoというこの地方のラザニアを。これにチリオイルを少し付けながら食べる。シンプルな料理だが、文句なく旨い。
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ワインは地元の飲んだことがない作り手のロザートをボトルで。普通に美味しいワイン。
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こういった料理をこんな景色を見ながらテラスで食する、イタリアの田舎メシの醍醐味だ。
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ということで、大満足の我々は次の訪問先に向かったのだった。
by taurasista | 2012-07-09 23:39 | レストラン(イタリア)

「やっぱり魚は日本でしょ」という意見が仲間内でも支配的。もちろん私も賛成だが、それでも評価の高いお店となると一度は試してみたくなる。特に最近は以前のようにひたすら肉を食べ続けられるだけの胃腸力がないので、スケジュールを作るときに自然魚のお店を入れる傾向がある。今回はアブルッツォ、マルケのワインとレストランを試すのが目的の一つでもあったので、トレ・ガンベリのこのお店を組み込むのは自然な流れだったと思う。

前日宿泊したカンパーニャを9時半過ぎに出て、高速A16でプーリアへ、さらにA14を北上してアブルッツォへ。目的地Roseto dei Abruzziは近所の人たちが海水浴にやってくる大衆リゾート的な町だった。その中で唯一きっちりした身なりの人々が集っているのがこのVecchia Marina。店構えは結構良く、テーブルにはValentiniのオリーブオイルが配されていて、十分期待できそうな感触。

けど結果は・・・・。一言で言うと、とても残念な出来。こんなはずはない、次の皿はきっといいはず、との期待を込めて、次から次へと運ばれてくる前菜を食べるも、ほぼ全て魚の鮮度や料理自体に問題あり。パスタに至っては黙り込んでしまうレベル。ここはどうやってもポジティブな評価ができない。これまでトレ・ガンベリのお店には何軒も行ったが、裏切られたのは初めてだ。

残念だけど、これも経験のうち。毎回一軒は必ず外すので、このあとは選択に誤りがないことを祈りつつ、夜はEUROを見ながら爆睡。
by taurasista | 2012-07-07 17:21 | レストラン(イタリア)

イルピニア地方にくると必ず訪問するのがこのOasis。今やミシュランで一つ星&ビブグルマン、ガンベロロッソで3本フォークという非常に高い評価を受けるお店だが、お店とスタッフは変わらず温かく優しい。運悪く体調を崩してしまい、ほとんど食事ができない状態だったが、量を半分にしてくれるなどとても気を遣ってくれた。ラッチェティーニというこの地方の手打ちパスタをズッキーニ、カボチャの花、バッカラとミントで仕上げたお皿。パスタの食感とソースとの馴染み具合が完璧で、ちゃんと食べられなかったのが本当に悔しい!!!

翌朝は恒例の朝カフェに呼んでいただき、兄弟と談笑、オリーブオイル他を買い、再会を約束してアブルッツォに向け出発。一番左の小さなオイルはお店で使っているもの。半分ぐらい残っているのををのままいただいてきた。
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by taurasista | 2012-07-05 23:03 | レストラン(イタリア)

翌朝朝6時20分発のeasyjetでローマへ。荷物受け取りもレンタカーのピックアップも順調で、予定より早くカンパーニャに着いたので、レストランでランチを取ることにした。最初は保守的に3年前に訪れて絶対に当たることがわかっているValleverdeへ。

前回はPietracupaのサビーノ君の紹介で訪れたこの店、シンプルだがまさに滋味深いという形容がぴったりの料理を出す。今回はこの2皿をオーダー。

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カプレーゼ。素材だけの味を楽しむこの料理、日本では絶対に頼まないが、ここはモッツァレラ、トマト、そしてオリーブオイルの本場。新鮮で固く締まったモッツァレラ、青みのある原始的な味わいのトマトがダイレクトに本能に訴えかけてくる。
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レタスのスープ。ある知り合いが「2日目のすき焼き」と形容していたが、まさにごった煮。味わいはとても優しいが、野菜たちは噛み締めがいがあり、本当に味が濃い。毎日食べても飽きない家庭的な料理。

ワインはフィアーノの新しい小さな作り手を指定してお任せにした。
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Fiano di Avellino Falesia 2010 (Cantine Faliesi)
固すぎず緩すぎず、ちょうどいい塩梅の飲みやすいフィアーノ。香りもとても柔らかい。心地よく30分そこそこで1本を飲み干す。

カジュアルでフレンドリーなサービスも健在で、やはりいい店だ。この地方らしい料理を気軽に食べられるお店として、誰にでも勧められる名店である。
by taurasista | 2012-07-05 00:15 | レストラン(イタリア)

初日はパリ泊。昨年のディナーは大外れだったので、今年は慎重にお店を選んだ。このLe Violon d'Ingresは先日会食したRuinartのフレデリックのおすすめ。超一流のワイナリーの推薦だから間違いがある訳ないが、期待通り料理は大変素晴らしい。写真は「牛タンとフォアグラのテリーヌ」。薄く切って重ねた牛タンとフォアグラと交互に配したもので、オリジナリティに溢れる料理。
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メインはフレデリック氏おすすめの魚にしてみた。スズキのポワレ。鮮度のいいスズキの皮目をカリッと焼き、軽く衣を付けてアーモンドをのせたもの。味わいも軽く、あっという間に完食だ。
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ワインリストがもう少し充実していれば申し分なし。

食後は近くのエッフェル塔へ。エレベーターが故障で一台しか動いていなかった関係で長蛇の列だったため上に上がるのは諦めたが、20数年振りに近くで見たエッフェル塔の姿の美しさに結構感動。
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by taurasista | 2012-07-04 00:29 | レストラン(その他)