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三越のイタリアフェアに行った後、18時過ぎにダメ元で電話してみたら、なんと空席があった!
訪問は1年ぶりだったが、今回の料理も大変に素晴らしかった。席数が少なくなかなか予約が取れないのが難点だが、しばらく待っても絶対に行く価値のあるお店である。料理は8,000円のお任せコース。

<ハタのスープ> 濃厚だがもたつかない。旨みの凝縮感が凄い。
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<ホタルイカの焼きリゾット> ホタルイカのエキス分を強烈に感じる。
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<コルツェッティ 空豆のソース> リグリアのメダル型をした珍しいパスタ。
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<馬肉のロースト> 肉質が最高。こういうものを食べると肉はやっぱり赤身だ!と思う。
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ワインはグラスで色々いただいたが、写真を撮ったのはこちらのみ。
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お店用のエチケッタが書かれたRosso Masieri (La Biancara)。メルロー、カベルネ・フランのブレンド。ちょっと青みが強いかな。

食後はシェフから自家製のリモンチェロ、そしてロマーノ・レヴィを奢っていただいた。ありがとうございました!
by taurasista | 2010-04-23 22:48 | レストラン(日本)

イタリア遠征決定!

いろいろ問題があり当面無理だと思っていたが、何とかやりくりをつけてG/Wに決行することにした。
今回はピエモンテ→リグリア→エミリア・ロマーニャ。ピエモンテはいつものランゲ地方だが、リグリアとエミリア・ロマーニャはカンティーナ訪問は初めて。リグリアはDolceacqua(ロッセーゼ)→Albenga(ピガート、ヴェルメンティーノ)→Riomaggiore(チンクエテッレ。ボスコなど)。エミリア・ロマーニャは1泊のみなのでランブルスコに絞って2軒ほど訪問予定。食事はトラットリア中心で、リグリアはガンベロロッソ3本エビを連続受賞中のLa Brinca(Ne)、チンクエテッレの名店Cappun Magru(Riomaggiore)など。エミリア・ロマーニャはミシュラン1つ星&2本エビ(昨年までは3本だった)のda Amerigo(Savigno)。ピエモンテは考え中だが、できるだけまだ行ったことのない店を試すつもり。

カンティーナはピエモンテは実質1日だけなので余り回れないが、お友達のConterno FantinoやElio Altareは顔を出すとして、あとはVajra、Broviaといったドルチェットの名手、そしていつもお隣に泊っていながらまだ訪れたことがないViettiなど。リグリアは飲んだことがあるものが限られているので、ガイドを見て評価の高いところを選んでみた。Terre Bianche、Maccario Dringenberg、Bruna(ここのワインは大好き)、Le Rocche del Gatto、Walter de Batteといったところ。ランブルスコはBellei Francesco & C.にTenuta Pederzana。そして帰国前にOltrepo Paveseに寄ることも検討中。

出発まであと3週間。本当に待ち遠しい!
by taurasista | 2010-04-11 20:16 | ワイン(イタリア)

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毎年誕生月の3月はピエモンテの古酒を楽しむことにしている。今年はViettiを中心にラインアップを組んでみた。場所はラ・ボッテガ・デル・グースト。ではまずワインから。

1. Barbera d'Alba Scarrone Vigna Vecchia 1996 (Vietti)
ScarroneはViettiの本拠地Castiglione Fallettoの東側に位置するクリュで、ネッビオーロよりもバルベーラやドルチェットに適すると言われている。このクリュの古木(現在80年を超えている)から良年のみ少量生産されるのがこのScarrone Vigna Vecchia。日本ではまずお目にかかることがないワインである。2004年にイタリアで若いヴィンテージを飲んだのが最初で最後の経験だが、その時はともかく強いワインだという印象だった。
この96年は全く異なり非常にエレガント。うっとりするような美しいスミレの香りがグラスから溢れ出る。これだけでもう満足度は100%。ボディは思っていたよりスリムだが、グラスの中で徐々に膨らみが出てきた。エキス分が強く、きめが非常に細かい。ややスパイシー。余韻は美しく伸び、長い。飲み頃には入っていると思うが、もう少し熟成させると更にニュアンスが増しそう。
急遽5月にイタリア行きを決めたので、今回は絶対カンティーナを訪問するつもり(いつも隣に泊っているのだが、何故かViettiにはまだ行ったことがない。。。)

2. Barbaresco Rabajà 1988 (Bruno Rocca)
現行のものとエチケッタのモチーフは同じだがデザインが少し違う(89年ヴィンテージから現在のデザインになる)。どちらもデザインとしてはなかなか優れていると思うが。
香りは丁子などスパイスが基調でパンチ力がある。20年以上の熟成を経てさすがに味わいは柔らかくなっているが、まだまだタニックでフルーツも強く、やんちゃさを残している。Bruno Roccaのワインの特徴は「強さ」だと思うが、この88年にもそれが良く表れている。

3. Barolo Bussia 1982 (Vietti)
続いては82年バローロを2種類。まずはMonforte d'AlbaのクリュBussia。現在Viettiはこのクリュを作っていないのでかなり珍しいワインと言えるだろう。香りはキャラメル、プラム、スパイスといった熟成したMonforteのバローロからしばしば感じられるもの。大柄なワインで酸やタンニンはすっかり落ち着いているが、まだまだ若々しさもある。現在非常にいい状態だと思う。

4. Barolo Riserva Villero 1982 (Vietti)
VilleroはCastiglioneのクリュ。全バローロの中でも常に非常に高い評価を受けるクリュである。Bruno Giacosaのワイン(96年で生産中止)から判断するに、非常にヴォリュームとストラクチャーがしっかりしたワインができる畑である。Viettiはこのクリュから最良年のみリゼルヴァを生産する。生産される年が少ないこと(80年代以降は82年、85年、89年、90年、96年、97年、2001年のみ)、生産本数の少なさもさることながら、このワインの希少価値を更に高めているのは毎回変わるアートラベルである。
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さてこの82年だが、3年前に飲んだ時は酸とミネラルがびしっとして硬質なワインとの印象だったが、今回は熟成のせいかそれとは違って上のBussiaと似たニュアンス。だが、トーンは一段、いや二段高く、凝縮感やグリップの強さは半端ではない。少しブランデー的なニュアンスもあり。今がピークだと思うが、あと数年はこの感じを保つのでは。

5. Barbera Sori Vagnona 1971 (Gaja)
通常の順番を敢えて外して最後はバルベーラ。ヘビー級のネッビオーロ3本のあとだが、このバルベーラは全く負けていない。赤い果実にミンティな香り。確かにネッビオーロよりも線は細いが、エレガントさはこの3本に勝る。非常にきめが細かく旨みが凝縮していて、アフターの伸びも素晴らしい。1971年はランゲ地区の歴史的ヴィンテージだが、ヴィンテージの力に加えてバルベーラの熟成能力の高さを声高に物語る一本である。

頻繁に通いすぎてピエモンテ料理は出し尽くした(笑)、とのことでお料理は今美味しいものをお任せで出していただいた。

【エビとタコのカルパッチョ】
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【白アスパラのスフォルマート、トリッパのサラダ仕立て】
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【フェットチーネ ホロホロ鳥(?)のラグー】
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【さつまいものニョッキ】
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【子羊のロースト ソラマメのソース】
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このあとはいつもの通りインプリチトへ流れたが、オーナーMさんとK君からお祝いになんとKrugをいただいた。ありがとうございました!
by taurasista | 2010-04-03 16:09 | ワイン会