人気ブログランキング |

今年のgrandissimi vini

明日から関西へ。京都に滞在後、実家に戻って元旦夜に帰京、というスケジュールなので、これが今年最後の記事。最後らしく、今年飲んだワインを振り返ってみます。全部アップしたものなので細かいコメントは抜きにして印象が特に強かったものを並べてみる。

【泡】
イタリアものは特になし。

【白】
Cupo 2007 (Pietracupa)
Etna Bianco Le Vigne Niche 2006 (Terre Nere)


【赤】
Etna Rosso M. I. 2007 (Vini Biondi)
(→ この名前では飲んでいないが、単一畑Iliceのワインだとしたら、これまで飲んだ最高のエトナ・ロッソ。)
Fontalloro 1990 (Felsina)
Barolo Brunate 1990 (Vietti)
Sammarco 1990 (Castello dei Rampolla)
Taurasi Vigna Cinque Querce Riserva 2000 (Salvatore Molettieri)
Dolcetto d'Alba 1989 (Elio Altare)


今年もまたワインを通じて多くの出会いがあり、またそこから色々な流れが生まれた有意義な一年だった。色々な縁を作ってくれた仲間たちに感謝!

来年の記事は年末の京都・奈良(堀江シェフの「イ・ルンガ」行ってきます)からスタートの予定。また、最初のワイン会は「イタリア伝統派の巨匠」大会。Valentiniの白93年、QuintarelliのValpolicella 90年、Giacomo Conternoのバルベラ80年、そして手持ち最後のTaurasi 68年(Piano d'Angelo)といったラインアップ。本当に楽しみ!

ということで、また来年もよろしくお願いします!
by taurasista | 2009-12-26 18:39 | ワイン(イタリア)

先週末は年末恒例となった持ち寄りの会だった。今年で8回目だが、うち6回はトレフ・ミヤモトで開催している。今年のワインはこういう感じでした。
c0159117_12592138.jpg
c0159117_12593181.jpg
c0159117_12594579.jpg
c0159117_12595724.jpg
c0159117_1301089.jpg
c0159117_1302873.jpg

c0159117_1352890.jpg

これ以外にシゲ様提供のRichebourg 1995(DRC!)も。写真は撮り忘れてしましました。

今年はみんな飲む量が減った(除くシゲ様)を実感。。。。
by taurasista | 2009-12-23 13:02 | ワイン会

寒さが本格化したせいもあり、少し更新が滞ってしまった(パソコン部屋用の暖房器具がないので、部屋に長居出来ない!)。今日は最近購入したワインを手短にご紹介。

Fiano di Avellino 2007
c0159117_20581993.jpg

生産者:Rocca del Principe
所在地:Lapio(カンパーニャ州アヴェリーノ県)
品種:フィアーノFiano 100%
DOCG:Fiano di Avellino

このワインのことを知ったのは2年前。AvellinoのLa Maschera(近々記事にするつもり)で食事した時だった。このときの訪問でフィアーノの面白さに引かれ、オーナーに「新しい作り手でお勧めのフィアーノを」と頼んで出てきたのがこのワインの2006年。当時はまだガイドにも全く取り上げられていなかったが、かなりの出来。Colli di Lapioのエレガントさに若干パワーを加えた感じと言えばいいだろうか。K君と「いいワインだなぁ」と話しながら、あっという間にボトル1本空けてしまった。

ワインの評価はその後はとんとん拍子。ガンベロ・ロッソで2007年はトレ・ビッキエーリを獲得、カンティーナは"La Cantina Emergente"(新進気鋭の作り手)賞を受賞。続く2008年もトレ・ビッキエーリですっかり最高のフィアーノの1本の座を確立した感がある。今なら3,000円未満で買えるので興味のある方は是非試してみてください。
by taurasista | 2009-12-21 21:08 | ワイン(イタリア)

トスカーナ勉強会@自宅

先週土曜日は自宅でトスカーナ勉強会。
①産地の違うサンジョヴェーゼベースのワイン4種類ブラインド。ヴィンテージは全部2006年。
②フランス品種のスーパー・トスカーナ2004年飲み比べ(これもブラインド)
を中心に企画してみた。では開けたワインをご紹介。

①2006年ブラインド
Morellino di Scansano 2006
c0159117_2053675.jpg

生産者:Moris Farms
所在地:Massa Marittima (トスカーナ州グロッセート県)
品種:サンジョヴェーゼ90%、シラー+メルロー10%
DOC:Morellino di Scansano
価格(購入店):2,300円(酒喜屋)
インポーター:稲葉


トスカーナ南部、ティレニア海に比較的近いエリアのワイン。醸造はステンレスタンクのみ。4種類の中では最もごりっとしたミネラルを感じ、スパイシー。凝縮感はそれほどないが、滑らかで美味しい。ハムとの相性は抜群。2,500円程度にしてはなかなかの出来。

Chianti Classico 2006
c0159117_2124566.jpg

生産者:Querciabella
所在地:Greve in Chianti (トスカーナ州フィレンツェ県)
品種:サンジョヴェーゼ95%、カベルネ・ソーヴィニオン5%
DOCG:Chianti Classico
価格(購入店):3,300円(酒喜屋)
インポーター:フードライナー


若いキャンティだとぴちぴちした酸をすぐに思い起こすが、こちらは全体的に穏やかな作り。香りは赤いフルーツに若干の土っぽさと典型的なキャンティだが、恐らく味わいには100%バリック熟成の影響が出ているのだろう(新樽率は10%)。もちろん酸は穏やかなだけでヴォリュームはしっかり。果実味も凝縮感も十分あり、ほんのりと甘さも感じる。恐らく誰が飲んでも美味しいと思うワインだろう。

Rosso di Montepulciano 2006
c0159117_21204289.jpg

生産者:Poliziano
所在地:Montepulciano(トスカーナ州シエナ県)
品種:Prugnolo Gentile(サンジョヴェーゼ)80%、メルロー20%
DOC:Rosso di Montalcino
価格(購入店):2,300円(酒喜屋)
インポーター:オーデックス


PolizianoはVino Nobile di Montepulcianoの中では最も有名な生産者だが、そのベーシックラインがこのワイン。4本の中では一番丸く、甘い(香りも)。一部(20~40%)をアメリカン・オークで熟成させていることと、メルローの比率が比較的高いせいか。とはいえ、味わいはしっかり焦点が絞れており、これも価格の割にはなかなか美味い。

Rosso di Montalcino 2006
c0159117_2137432.jpg

生産者;Baricci
所在地:Montalcino(トスカーナ州シエナ県)
品種:Sangiovese Grosso(サンジョヴェーゼ) 100%
DOC:Rosso di Montalcino
価格(購入店):3,800円(酒喜屋)
インポーター:ウィンターローズ


これだけ明らかにタイプとウェイトが違う。まずフルーツは赤ではなく黒系。味わいの強さは4本の中でダントツ。土っぽさに少々の獣臭もある。ミディアムフルボディでタンニンも酸も非常にしっかりしており、アフターも結構長い。少し垢抜けない感じもあるが、伝統的な手法で真面目に作られたいいワイン。

②スーパートスカーナ2004年
Le Stanze 2004
c0159117_21455676.jpg

生産者:Poliziano
所在地:Montepulciano
品種:カベルネ・ソーヴィニオン70%、メルロー30%
IGT:Toscana Rosso
価格(購入店):7,500円(酒喜屋)
インポーター:オーデックス


この日2本目のPoliziano。やはりボルドーブレンドでもボルドーのワインとは味わいが全く異なる。とても上品なワインで、100%フレンチ・オークの新樽熟成だが、樽のニュアンスはほとんど感じない。きめも細かく、良くできたワインだと思うが、ちょっと高いかな。

Paleo Rosso 2004
c0159117_21510100.jpg

生産者;Le Macchiole
所在地:Borgheri(トスカーナ州リヴォルノ県)
品種:カベルネ・フラン100%
IGT:Toscana Rosso
価格(購入店):9,300円(酒喜屋)
インポーター:モトックス


ブラインドの最後はボルゲリの代表的なワインのパレオ・ロッソ。非常に強いワインなので、前日の夜に抜栓。その時は、ヴァニラ、チョコレートの香りがとても強く、ミンティ。味わいはばらばらですぐに飲める状態ではなかったが、一日経ってチョコレートやヴァニラの香りは残っているが落ち着き、スパイシーでプラミー。果実はとても熟しているが、なんとなく青みを感じる(ここがフラン由来の部分か)。フルボディでとにかくパワフル。決してエレガントなワインではないが、こういう力強いタイプが好きな人には受けると思う。

ブラインドはここまで。続いて少し熟成が進んだものを1本。

Casalferro 1997
c0159117_2233971.jpg

生産者:Barone Ricasoli
所在地:Gaiole in Chianti(トスカーナ州シエナ県)
品種:サンジョヴェーゼに少量のメルロー。
IGT:Toscana Rosso
価格(購入店):4,800円(東急吉祥寺店)
インポーター:AMZ


リリース直後に購入して10年間キープしていたもの。当日の朝抜栓したときにはフルーツがへたり気味。目覚めることを期待していたが、幸い夕方には少し調子が戻っていた。香りはチョコレートが主体。フルーツはそれほど感じない。味わいは決して強くないが、きれいな果実味と酸があり、エレガント。やはりピークは過ぎていたのだろうが、元気な時はそれなりにいいワインだったのだろう。

Ambradolce 1994
c0159117_22201434.jpg

生産者:Montevertine
所在地:Radda in Chianti(トスカーナ州シエナ県)
品種:トレッビアーノTrebbiano 40%、マルヴァジアMalvasia 40%、サンジョヴェートSangioveto 20%
Vino da Tavola
価格(購入店):不明(2004年6月サン・ジミニャーノ)


現在は作られていないこのワイン、恐らく製法はヴィン・サントだが、DOCシステムには決して従わないこの作り手のことだから、VdTでリリースしたのだろう。味わいは比較的軽めで、甘さはそれほどない。

予定していたリストはここまでだったが、この日のメンバーは皆本当に良く飲む!どのワインもおいしかったせいもあるが、この時点でボトルは全て空っぽ。結局追加でこの2本を提供。

Franciacorta S. A.
c0159117_22302933.jpg

生産者:Cavalleri
所在地:Erbusco(ロンバルディア州ブレーシャ県)
品種:シャルドネ100%
DOCG:Franciacorta


多くのレストランで定番として使われているCavalleriのノン・ヴィンテージ。安定したエレガントな味わい。

Chardonnay Kistler Vineyard 2005
c0159117_22354752.jpg

トリは珍しくカリフォルニア。樽使いがとても上品で、柑橘類やバターに加え石灰質な感じがよく出ている。味わいもアタックは柔らかで果実味は控えめだが、ミッドからアフターにかけての充実感が素晴らしい。ブラインドで飲んだら上質のコート・ドゥ・ボーヌだと思うだろう。さすがの出来栄え。

いやー、良く飲みました。案の定翌日は二日酔い気味。。。。。
by taurasista | 2009-12-14 22:42 | ワイン会

よし鳥(五反田)

住まいの関係で五反田には良く寄るのだが、ミシュラン2010で新たに星を取ったお店が2軒現れた。奇しくも2軒とも焼き鳥で、ひとつは以前からたまにランチの親子丼を食べる「たかはし」。もうひとつは全くこれまでノーマークだったこの「よし鳥」である。せっかくなので一度試してみようと今週会社の後輩と訪れてみた。

当日の午後電話で予約。たまたま慣れていないスタッフが出たのかもしれないが、かなり覚束ない対応。まあフレンチやイタリアンではないのでしょうがないと思いつつ、お店へ。場所は東口の風俗街の入り口で、まさかと思うような雑居ビルの2階。ちょっと不安がよぎるが、お店はとてもきれい。

「忘年会シーズンだから」との理由で串コース(5本か8本)を予約時点で頼んでほしい、とのことで8本を予約。軽くつまみを食べてから串へ、そして軽くご飯もので〆る。
こちらの売りは比内地鶏よりも貴重な「青森シャモロック」を使っていることだそうだ。だからなのかどうかはわからないが、料理は確かにどれも美味しい。ただ残念だったのは串を出すペースが速すぎたこと。途中でわざわざゆっくり出して欲しいとお願いしたのだけれど。。。。。ピークは8本中3本がお皿の上でスタンバイすることになってしまった。

飲み物は基本日本酒。余り日本酒は詳しくないが、高品質と言われているものを選んでいる模様。グラス単位なので色々な種類を試せる。この日は「磯自慢」ともう一種類をいただいた。

お勘定は一人7,000円強。焼き鳥にしてはかなり高めだし、サービスを考えるとコストパフォーマンスは決して良くはないと思う。明らかにミシュラン的なお店でもなく、星が付いたのはちょっと不思議な気がする。

とはいえ、繰り返すが料理は旨い。帰り道に軽く食べて飲んで、という感じで使うならとてもいい店かも。
by taurasista | 2009-12-11 23:06 | レストラン(日本)

昨日の続きです。

【プリモ①】キタッラ 羊の白いラグー
c0159117_21572865.jpg

白ワインを使った軽めの仕上がりのラグーソース。

Amphora 2002
c0159117_21585688.jpg

生産者:Lispida
所在地:Monselice (ヴェネト州)
品種:フリウラーノFriulano 100%
Vino da Tavola

出た~、変態ワイン! 濁った金色に香りはシェリー香、蜂蜜、熟したリンゴ。甘みが強く、非常にミネラリー。酸はあまり強くない。この手のワインの典型的なタイプである。このLispida、Josko Gravnerらイタリア自然派生産者や自然農法に影響を受けた作り手で、このワインは名前の通りアンフォラで醸造している。

【プリモ②】いろいろなキノコのスパゲッティ
c0159117_2274576.jpg

こちらは前回私がいただいたもの。今回も旨かった!

Colli Orientali del Friuli Clivi Galea 1999
c0159117_2294969.jpg

生産者:I Clivi
所在地:Corno di Rosazzo (フリウリ州)
品種:フリウラーノFriulano 100%
DOC:Colli Orientali del Friuli

Lispidaとは全く異なるタイプのフリウラーノ。骨太なミネラルが際立つが、フルーツは若干落ち気味。全体的に余り印象に残っていない。

【セコンド①】蝦夷鹿のサルシッチャ
c0159117_22135882.jpg

前回はローストをいただいたが、今回はサルシッチャ。ソースはサルミソースだが重すぎない作り。

Pegasos 2005
c0159117_22145151.jpg

生産者:Case Basse - Gianfranco Soldera
所在地:Montalcino (トスカーナ州)
品種:サンジョヴェーゼ・グロッソSangiovese Grosso 100%
IGT:Toscana Rosso

まさかこんなワインがグラスで出てくるとは!これがファースト・ヴィンテージのペガソス2005年。これまで飲んだことがなかったので、ブルネロとどう違うのかゆっくり確かめてみよう・・・・・と思ったが、すぐに飲んでしまっていま一つ印象が薄い。ソルデラのワインと言うと、強烈な酸、というイメージがあるが、このペガソス、とても、とても作りが柔らかい。果実も優しいし、酸も高めだがとても穏やか。最近のソルデラのワインはとても優しい味わいになった、と聞いたことがあったが、それを表しているのかも。凝縮感もほどほどで、滑らかなので、どんどん飲めてしまう。美味しいワインなのは間違いないが、あれっ、この程度??と思ったのも事実。もう少し熟成するとニュアンスが変わるかもしれないので、数年後にもう一度確かめてみたい。

【セコンド②】馬肉のロースト
c0159117_22333844.jpg

色鮮やかな馬肉。ハツやポレンタなどが添えてある。噛みしめると旨味がぎゅっと出てくる。

Barolo 2003
c0159117_2236011.jpg

生産者:Bartolo Mascarello
所在地:Barolo (ピエモンテ州)
品種:ネッビオーロ100%
DOCG:Barolo

またもや超有名生産者が登場。猛暑のヴィンテージ2003年のせいか、非常に柔らかく、もう飲み頃に入っている。香りはスミレ、スパイスといったネッビオーロらしい要素がよく出ているが、味わいはこの生産者のバローロにしてはやや単調か。酸も決して強くない。やはり難しいヴィンテージだったのだろう。その分、今飲むにはとても良い。

【ドルチェ】ティラミス
c0159117_22443276.jpg

これは今イタリアではやりのスタイル。伝統的なレシピの構成要素をばらして再構成したもの。

Latinia 2004
c0159117_2246896.jpg

生産者:Santadi
所在地:Santadi (サルデーニャ州)
品種:ナスコNasco 100%
IGT:Valli di Porto Pino

今回も坂田さんがサービスしてくれた。蜂蜜、キャラメルといった要素を持つワイン。甘みはほどほど。

現在は休日のランチはだいたい1.5ヶ月待ちだとか。けれど、それだけ待つ価値は絶対にあると思う。次回の訪問が楽しみだ!
by taurasista | 2009-12-10 22:51 | レストラン(日本)

先月に続いてラ・バリックで週末ランチ。先月に勝るとも劣らぬ素晴らしい料理とワインを堪能した。

【お口取り①】いつものシュー
c0159117_22432371.jpg


相方のリクエストでワインは白でスタート。
Orvieto Classico 2008
c0159117_2244725.jpg

生産者:Barberani - Vallesanta
所在地:Baschi (ウンブリア州)
品種:グレケットGrechetto、プロカニコProcanico。少量のリースリングとシャルドネ。
DOC:Orvieto

複雑性のあるワインではないが、綺麗なフルーツと酸味、そしてほのかな甘みがあり、さくさく感もあってとても飲みやすい。アペリティーヴォには最適のワインだと思う。2,000円台後半かなと思っていたが、今調べるとなんと1,000円台! コストパフォーマンスも素晴らしい。

【お口取り②】パスタ生地を巻いた鰤
c0159117_22443488.jpg

ごくごく軽い火入れだが、鰤の質が良く全く生臭さを感じない。

Arcadia 2005
c0159117_22453078.jpg

生産者:Vacca
所在地:Barbaresco (ピエモンテ州)
品種:ネッビオーロ100%
DOC:不明

これも軽めの仕上がり。凝縮感や余韻はそれほどないが、こういう魚料理と気軽に合わせるには適したワインだと思う。

【チンタ・セネーゼの生ハム】
c0159117_2246062.jpg

Paolo Palisi氏の作る48カ月熟成の生ハム。日本には4本しか入荷しなかったとか。とろけるような味わい。これは最高の生ハム。

Alto Adige Valle Isarco Eisacktaler Sylvaner 2008
c0159117_22462636.jpg

生産者:Kuenhof - Peter Pliger
所在地:Bressanone (アルト・アディジェ州)
品種:シルヴァーナSylvaner 100%
DOC:Alto Adige Valle Isarco

先週飲んだ2006年とは全く印象が違った。2006年はとても繊細だったが、こちらはとてもパワフル。酸、ミネラル、フルーツのどれもが強いが、しっかりと調和している。香りはちょっとスモーキー。生ハムの脂身に全く負けず、面白いアッビナメントを作り出した。

【前菜】白子のソテー
c0159117_22465389.jpg

上に山盛り乗っているのは南イタリア産の赤玉葱。これにサルデーニャのカラスミを添えて。味わいの強い食材の組み合わせだが、それぞれの味わいがしっかり生きている。

Piccade 2007
c0159117_22475020.jpg

生産者:Pane e Vino
所在地:Nurri (サルデーニャ州)
品種:モニカMonica、カリニャーノCarignano
IGT:Isola dei Nuraghi

サルデーニャの自然派生産者Pane e Vino。ワインによって品質にばらつきがある、という印象だったが、これは割と良い。素直に果実味が伸びてきて、変な癖がない。少しスパイシー。

【前菜】ヒラメのカルパッチョ
c0159117_22482980.jpg

カルパッチョと言っても、巻いた中にセロリを入れ、肝も同じ皿に使うなど手が込んでいる。聖護院かぶらの甘みもいいアクセント。素晴らしい一皿でこの日のベスト。

Colli Tortonesi Timorasso Derthona 2007
c0159117_22491098.jpg

生産者:Vigneti Massa
所在地:Monileale (ピエモンテ州)
品種:ティモラッソTimasso 100%
DOC:Colli Tortonesi Timorasso

柑橘類、ミネラル、蜂蜜が主な要素の優しい香り。きめが細かく、強めだが優しい酸。フルーツもしっかりしているが決して過度な主張はない。余韻も長い。派手ではないが、とても中身が濃い素晴らしいワインだと思う。

プリモ以降は次回書きます。
by taurasista | 2009-12-09 22:51 | レストラン(日本)

大忘年会@インプリチト

今日は午後インプリチトを借り切って毎年恒例の大忘年会。80人強の方が参加してくれた。ずっと話し続けてあっという間の3時間。みんな楽しそうな顔で帰ってくれたので、幹事としてはほっとした。

これぐらいの規模のパーティーはそう頻繁にはできないが、知り合いは一気に増えるし、いざやってみると実に楽しい。幹事の仕事は疲れるけど、今日のはとても心地よい疲れ。今夜は良く眠れそうです。

c0159117_2232425.jpg

by taurasista | 2009-12-06 22:33 | Misc

今日届いたワイン

今日届いたワインを何本かご紹介。

Barbaresco Rabaja 1988 (Bruno Rocca)
c0159117_21563354.jpg

88年まではこういうエチケッタだったことを現物が届いてみて初めて知った(89年も持っているが、89年は現在と同じもの)。Bruno Roccaの古いヴィンテージはまだ飲んだことがないので、暖かくなるまでに試してみよう。

Barolo Riserva Vigna Rionda 1990 (Massolino)
c0159117_21595427.jpg

滅多に市場に出ないMassolinoの古いヴィンテージ。これはあと5年は寝かせたい。

Barolo Vigneto Rocchette 1990 (Accomasso)
c0159117_2222672.jpg

一部では古典派最高の生産者とも呼ばれるAccomasso。これも5年後、と言いたいところだが、本当に「古典派トップ」なのか早めに確かめたい気もする。。。。。

Barbera Sori Vagnona 1971 (Gaja)
c0159117_225235.jpg

古いバルベラは当たれば凄いが、さてこちらは?? これも暖かくなる前に開けるつもり。
by taurasista | 2009-12-03 22:06 | ワイン(イタリア)

昨日は北京から一時帰国中のA君たちとアッラ・バーバでランチ。
内容はお任せにしたが、そのクオリティは素晴らしく、A君大絶賛。馬場シェフの料理は旨味がぐっと凝縮されたパンチのあるものだが、この日の料理にはその特徴が存分に発揮されていたと思う。

【お口取り=白子のフリット】
下には小さく切った柿が添えてある。
c0159117_2334618.jpg


【前菜=アマダイの鱗焼き】
右下は蕪をすりおろし、スペックを入れたもの。アサリの出汁も使って複雑な味に仕上げている。食材の組み合わせのセンスはさすが。旨い!
c0159117_233709.jpg


【プリモ=毛ガニ(確か)、ハマグリ、オマールのパスタ】
高級素材を集めたパスタ。濃厚。
c0159117_23381910.jpg


【セコンド=豚のグリル】
キノコは数種類組み合わせ、色々な食感を出している。ソースはバルサミコが入った濃厚なもの。
c0159117_2340420.jpg


【ドルチェ】
c0159117_23423724.jpg


ワインは白・赤1本ずつ、そしてグラスで甘を。

Alto Adige Valle Isarco Eisacktalar Sylvaner 2006
c0159117_2345452.jpg

生産者:Kuenhof - Peter Pliger
所在地:Bressanone (トレンティーノ・アルト・アディジェ州)
品種:シルヴァーナSylvaner 100%
DOC:Alto Adige Valle Isarco

イタリア最北の生産地Valle Isarcoの代表的生産者Kuenhof。抜栓直後は閉じていたが、10分もたつと開いてきた。とても繊細なニュアンスで、香りはレモンの皮、白い花が主な要素。ミディアムボディで酸は強いが柔らかい。とてもミネラリーで余韻は長い。やはり同じエリアの代表的な生産者Kofererhofのシルヴァーナとはスタイルが異なるが、同様に素晴らしいワインである。

Barbera d'Alba Fontanile 1998
c0159117_23555383.jpg

生産者:Silvio Grasso
所在地:La Morra (ピエモンテ州)
品種:バルベーラ 100%
DOC:Barbera d'Alba

こちらは持ち込み。4,5年寝かしていたものだが、期待を遥かに上回る旨さ。まず香りが素晴らしい。美しい赤く甘いフルーツがグラスから溢れんばかり。特に複雑という訳ではないのだが、香水をも思わせるセクシーな、人をダメにする香りがする。味わいはというと、ヴォリューム感はそこそこだが、とても洗練されている。フレッシュな赤い果実にミネラル。酸はしっかりしているが落ち着いていて、刺激的な感じはしない。余韻もしっかり。恐らく今がベストの状態だろう。このワイン、現在はもう生産されていない模様。恐らく市場にも殆ど残っていないと思われるが、そんなワインを最高の状態で飲めた幸運に感謝。

Recioto della Valpolicella Classico Le Tordare 2004
c0159117_0192446.jpg

生産者:Ca'La Bionda
所在地:Marano di Valpolicella (ヴェネト州)
品種: Corvina 70%,Corvinone 10%, Rondinella 20%
DOC:Recioto della Valpolicella Classico

レチオートの割にはあっさりした味わい。甘さもほどほど。

全ておいしゅうございました!
by taurasista | 2009-12-01 00:30 | レストラン(日本)