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キアラモンテからラグーザは約30分のドライブ。ラグーザは旧市街のIblaと新市街のSuperioreに分かれているが、我々はIblaの入り口のホテルに宿泊。 ホテルにチェックインし、少し休んでからIblaを散策。17世紀末の大地震後にバロック様式で再建された街で、本当に美しい街並み。 ![]() ![]() この日の夕食は今回の旅のハイライトの一つであるDuomo。シチリア唯一のミシュラン2つ星、ガンベロロッソでも昨年訪れたカンパーニャのTorre del Saracinoなどと並んで南イタリアで最高の評価であるトレ・フォルケッテ(3本フォーク)を受ける店である。昼を食べ過ぎて全然お腹は空いていないが、予約した20時半過ぎに入店しここでsawa嬢と合流。 折角なので色々試そうと思い、menuの中で最も高い魚と肉が両方出るものに。ではまず料理をご紹介(すっかり記憶が飛んでいるので、内容はsawa嬢のブログから拝借しました)。 最初は「エビ攻撃」。色々な種類の海老がどれも生に近い状態で様々な組み合わせで供された。 <キノコのカプチーノ仕立て。普通は底に牡蠣が入っているが、牡蠣を食べられない人はエビに変えてくれた。> ![]() <手前はエビ。奥はウニとリコッタ> ![]() <手前は海老とアーモンドミルク> ![]() <手前は(確か)エビのタルト仕立て。奥はモヒートのソルベ> ![]() <魚はチェルニア(ハタ)> ![]() <見ての通りタコ> ![]() <魚はトリリア(ヒメジ)。オイルはバラの香りを付けている!> ![]() <プリモ2つ目は魚をパイ仕立てにしたもの> ![]() <モンテ・ネブロディの豚> ![]() <カンノーロ> ![]() プリモ一皿目の辺りでかなりお腹いっぱいに。プリモはなんとか完食したが、セコンドの途中で遂にお腹が悲鳴を上げて、ギブアップ。(けど、女性陣はみんなしっかり食べていた!) ワインは3本。写真はないので、説明だけです。こちらも相当記憶が飛んでいます。 ①Etna Bianco Biancodi caselle 2007 (Benanti) カッリカンテCarricante 100%の繊細でミネラリーな白。 ②Sant'Agostino Bianco Baglio Soria 2007 (Firriato) こちらはシャルドネとカタラットCatarattoのブレンドのふくよかでマイルドな白。地場品種のシャープさを和らげるためにシャルドネをブレンドしているワインが案外多いのかも。 ③Rosso del Conte 1999 (Tasca d'Almerita) シチリアに来たら一度は飲もうと思っていたRosso del Conte。80年代もあったがさすがに200ユーロ以上するので諦めて、99年に。デカンタしてくれたが、とにかく強い。樽もばっちりきいている。黒い果実が基調のマッチョなワイン。結局最後まで開かないまま終わった。 最後にPassito di Pantelleriaを1杯もらったが、これのスペックは全く記憶なし。。。。 歩いてホテルに戻り、そのまま熟睡・・・のはずが日本からの電話で夜中に起こされ・・・。 こうして寝不足と食べ過ぎの日々はまだ続く・・・・。 ▲
by taurasista
| 2009-05-30 15:47
| レストラン(イタリア)
今回も旅行記ではありません。 週末にシチリア遠征隊を中心にNさん邸に集合し、【反省会】という名目のホームパーティー。 シェフは勿論Nさんお抱えのジャンニ氏である。Nさんが今回密輸したハムやチーズ、【西の帝王】クロサイ氏から届いたばかりの朝掘りの筍(八竹)、そしてジャンニ氏のシチリア料理という豪華なメニュー。 ![]() スタートは密輸品のチンタセネーゼの生ハム。イヴェリコに似て、とても柔らかな味。脂肪部分はとろけるように甘い。 ![]() 鰯とウイキョウのパスタ。これにパン粉を散らす。まさにシチリアらしい料理。パスタは「マッケロネッティ」という独特のもの。要は長いマカロニなのだが、マカロニより肉薄。ジャンニ氏自ら「これは美味い!」という位素晴らしい出来だった(拍手)。 ![]() セコンドは豚のロースト。こちらは八竹を細かく刻んだものを敷いて、ペペローニのローストと共に。 ![]() 途中参加のKさんのために作ったマグロのからすみのパスタ。パスタにはボラのからすみを使うことが多いように思うが、マグロの方がボラよりもねっとりとしているので、違った質感を楽しめた。ソースはアーリオ&オーリオ。 ![]() ワインはK君と私から3本ずつ提供。それ以外にNさんのセラーから泡を2本いただいて、結局6人で8本。 ![]() ![]() 甲州グレース 樽仕立て 2007 私が提供。これはTerre del Principeへのお土産用に購入したものだが、結局持って行けなかったもの。 色はほぼ透明に近い。案外ボディがあり、酸もしっかり。余韻も結構長く、これはこれでいいワインだと思うが、アフターの甘味(樽由来?)が甲州らしくない、との意見あり。 Gruna 2007 (Vini Biondi) これはカンティーナでいただいたもの。やや過熟気味で、マッシュルーミーな香り。タオルミーナで飲んだものと感じが違う。ちょっと状態がよくないボトルだと思われる。 Volpe Rosa Rosato 2007 (Cantina Giardino) これもカンティーナでいただいたもの。抜栓直後はビオ臭さがあったが、すぐに飛んだ。香りはチェリーやハーブが基調。思いがけない位グリップが強く、作りも緻密。余韻はとても心地よい。いいワインだ。品種はCoda di Volpe Rossa 100%。 Implicito 2000 (Le Due Terre) K君持参。今回の旅行前にトスカーナのショップで購入してタオルミーナに送ってもらい、ホテルでピックアップしたもの。ちょっとワインの説明をしておくと、通常はドルチェワインを作るピコリットPicolittをドライに仕上げた唯一無二のワイン。畑のリースが切れてしまった関係で2001年を最後に現在では生産されていない幻のワインでもある。我々が大変お世話になっているインプリチトはこのワインから名前をもらったとのこと。これも残念ながらひねていた(熱劣化?)。 Etna Rosso Rossodiverzella 2005 (Benanti) K君持参。今回訪問したBenantiのもの(購入は日本)。エトナブレンド(ネレッロ・マスカレーゼ/カプッチョ)。Benantiのクリュワインの中では一番ベーシックなもの。各々の要素は強くはないが、程よくコントロールされてバランスが取れた好感の持てるワイン。鰯とウイキョウのパスタとの相性は抜群だった。 ![]() Faro 2006 (Palari) これはカンティーナでいただいたもの。2006年はまだ日本未発売だったと思う。開けてすぐから、香りが立っている。湿った森の下草、黒系のフルーツ、土っぽい。味は既にこなれていて、穏やかで暖かで旨みが多い。余韻はそこそこ。今はやや前のめりなワインだが(出だしからしばらくの所はかなり美味い)、アフターにもう少しふくらみが出てくると更に良くなる。 ![]() BGM(BGV?)はU2、Oasis、QueenなどのDVD。今週末の【ロックカラオケ】大会のいい予行演習になった。少し間が空いてしまったが、次回からまらシチリアシリーズを再開します! ▲
by taurasista
| 2009-05-27 20:54
| ワイン会
旅行記をちょっとお休みして、今回は土曜日に行った【熟成ネッビオーロ会】のレポートを。 6人で5本、60・70年代のネッビオーロを飲むという、贅沢かつ胃にずっしりと来る会である。場所はいつものデル・グースト。料理もいつものとおりお任せで。 まずはワインから。 ![]() Verduzzo 2007 (Ornella Molon Traverso) まずはお店から白を1本。いつものとおりブラインド。微発砲しており、ミネラリーで甘い。1杯目にはちょうどいいワイン。全く何か想像がつかなかったが、 ヴェルドゥッツオVerduzzoから作ったfrizzanteだった。州はフリウリではなくヴェネト。 ここからはネッビオーロ5連発。順番も檜山さんにおまかせ。 1. Nebiolo Riserva 1964 (Giacomo Conterno) スミレやスパイス、そして血っぽさがアクセントを添えている、というとても熟成したネッビオーロらしい香り。45歳なのに香りは相当ヴォリュームがある。タンニンは完全にまろやかになり、構造はとても滑らか。もちろん酸はびしっとあり、フレッシュ感も十二分に残っている。同じワインを数ヶ月前に開けたが、今回の方が遥かに状態が良く、これだとあと5年ぐらいは十分持ちそうな感じである。バローロになっていないただのネッビオーロでもこのクオリティとは、さすがGiacomo Conterno、恐るべし。 (ブラインドだったのでOdderoと答えてしまったが、言われてみると確かに鉄分が強めなので、SerralungaかMonforteだと分からねばならなかった。まだまだ修行が足らない!) 2. Barolo Vigna Rionda 1978 (Palladino) 今回の中で少し異質だったワイン。アタックに甘さを強く感じ、非常にパンチ力がある。もちろん前のめりなだけではなく、ミッド以降も十分な持続力あり。プラミーで鉄分が強く、非常にボディの大きなワイン。セッラルンガらしさが良く出ていると思う。(エチケッタではRiondaではなく"Riunda"となっている。恐らく古い名称だろう。)これも旨い! 3. Barolo 1978 (Oddero) エレガントで香り豊か。構造はとてもスムーズで、エレガントで余韻も相当長い。バランス完璧。Odderoは品質よりも規模の大きさがやや目立つ作り手、という印象だったが、このワインは非常に良い。飲んだタイミングもベストだったのだろう。78年のバローロは何度も飲んでいるが、どのワインも外れない。一方、70年代のもう一つのgrande annata71年は結構当たり外れがあるな、という印象。(7年の間に落ちてしまったものもあるだろうが。) この2本で78年の素晴らしさを再確認してから、今日のメインの70年へ。 4. Barolo Riserva 1970 (Bartolo Mascarello) 香りは高く、複雑。花、スパイス(シナモン?)など色々な香りが出てくる。ボリューム感はそこそこだが、優しい余韻がいつまでも続き、とにかく、エレガント。バランスも最高で、とにかく美味い。全員あっという間に飲み干してしまった。本当にこれに出会えてよかったと思える、全てが見事に調和した素晴らしいワイン。 5. Barolo Monprivato 1970 (Giuseppe Mascarello) Monprivatoのファースト・ヴィンテージである。全体的に力強く、やや獣系の香りもあり。少しジャミーなニュアンスがあり、Bartoloとは個性が大きく異なる。もちろん、これはこれでとても良いワインだが、Bartoloのあとだと流石に少し単調に感じてしまった(それ位Bartoloが素晴らしかった)、なんて言うと贅沢過ぎますね~。 料理は今回はピエモンテにこだわらず今美味しいもので構成していただいた。 <ヴィッテロ・トンナート、アスパラと山羊のチーズのトルテ> ![]() <リガトーニ ジェノベーゼソース(ナポリ風のジェノベーゼ)> ![]() <馬のラグーのオレッキエッテ> ![]() <鴨のロースト モリーユとサルミソース> (これとジャコモ・コンテルノを合わせたかった、との声あり。) ![]() 毎回1本はひねたボトルに当たるが、今回はどれも状態完璧でそれぞれの個性を存分に味わえたと思う。参加者中2名はまだそれほどネッビオーロ経験のない人だっだが、きっと熟成したネッビオーロの素晴らしさを理解してもらえたと思う。それにしてもバルトロ、美味かった!!!!! ▲
by taurasista
| 2009-05-25 22:44
| ワイン会
メシがまずいと眠りにも影響する、なんてことはないと思うが、翌朝は5時前に目覚める。この日も快晴。7時頃から一人でオルティージャを散歩する。海もとてもきれい。こちらは「アレトゥーザの泉」に自生するパピルス。古代の紙の原料として有名なパピルスだが、植物として見るのはこれが初めてかも。 ![]() ホテルのルーフテラスで朝食後、本土側のギリシャ遺跡を駆け足で見学してから内陸部へ向かう。目的地はRagusa近くの町Chiaramonte Gulfi。ここへ行く理由は2つしかない。Gulfiのカンティーナ訪問(これは翌日)、そしてMajoreで食事することである。 このMajore、1896年から営業しているというとても長い歴史を持つレストランである。売り物は今のご時世聞こえは悪いが「ブタ」。ほぼ豚肉しかメニューにない、という。 12時半過ぎに入店。先客はバイカーのグループ(15名ぐらい)だけだったが、30分もしないうちに満席になった。 ![]() ビッグ・ディナーが控えているため、とりあえずプリモまで頼んで様子を見ることにする。スペシャリテをおまかせでいただくことにした。 前菜は盛り合わせ。サラミ、煮こごり、酢漬けの野菜など。シンプルだけど滋味深い。 ![]() プリモは2種類。リゾットとリコッタを詰めたラビオリ。これも至ってシンプルな料理だが、旨みが凝縮されている。 ![]() 前日の食事とは大違いで全員テンションが上がりまくり。勢いでセコンドも頼んでしまった。豚の詰め物とサルシッチャ。 ![]() さて、この辺りでうれしいハプニング発生。隣のテーブルのバイカーの一人が誕生日らしく、"Tante auguri"が始まったので一緒に歌ってあげたら、彼らが我々のテーブルにやってきた。エンナEnnaに住んでいる人たちで、よくわからないけど盛り上がり、一緒に写真を撮りまくる展開に。挙句にバースデーケーキをおすそ分けしてもらった。 さて、ワインはこの3本。まず最初はシチリアの泡の定番Murgoの2006年。とてもドライなスプマンテでアフターに少し苦みあり。 ![]() 赤2本はフラッパートとネロ・ダヴォラを1本ずつ。バリックを使っていないもので銘柄はおまかせに。 まずフラッパートはこちら。定番のValle dell'Acate。確か2007年。複雑さはないが、滑らかで飲み口がよい。食事にとても合わせやすいワイン。 ![]() 続いてはこちら。CeusoのScrati 2003年。ネロ・ダヴォラは樽を使っているものが殆どで、選ぶのが難しかったとのこと。凝縮感がほどほどなのが却ってうれしい。これも複雑さはないが、抑制が効いていて食事と合わせやすいタイプ。 ![]() バイカー連中に続いて、今度は反対側の隣のテーブルの一家に声を掛けられる。イケメン兄弟(双子!)に奥様と娘さん、そして兄弟のお母さん(58歳だそう)。 ![]() これだけ食べて飲んで、さてお勘定は、、、、、5人で145ユーロ。コストパフォーマンスという点でもとても満足度が高い店だった!町の中心の広場(といっても殆どお店はない)でカフェを飲んで、この日の宿泊地Ragusaへ向かう。それにしても昨日と違って全員良くしゃべること! やっぱりおしゃべりの量は食事の満足度に比例するのである!(ここで連敗していたら目も当てられない所だったので、プランナーとしては正直ほっとした。。。。。) ![]() <厨房>炭火で焼かれているサルシッチャの美味しそうなこと! ![]() <そして、最後に陽気なバイカーたち> ![]() Majore Via Martiri Ungheresi 12, Chiaramonte Gulfi, RG http://www.majore.it/ ▲
by taurasista
| 2009-05-22 21:43
| レストラン(イタリア)
途中カターニャ近郊が大渋滞していたため、Siracusa到着は日没後になってしまった。宿泊はオルティージャ島の先端近くのB&B。先にポルトガルから到着していたK君が誘導してくれたおかげで迷わずに到着。 Siracusaは長い間来てみたいと思っていた場所である。"マグナ・グラエキア"(古代ギリシャ人が植民した地中海沿岸地方)で最も繁栄した都市であり、第二次ポエニ戦争ではカルタゴ側について包囲するローマ軍と激しく戦った町(アルキメデスが発明した「アルキメデスの鏡」でローマの軍船を焼き打ちした、との伝説がある)。9世紀にはアラブ人と長期に渡り凄惨な包囲戦を繰り広げた後、根こそぎ略奪に会う(その様子は塩野七生の最新刊に詳しく描かれている)、などという歴史好きにとってはたまらない場所である。 現代のオルティージャ島はよく整備され、とても街並みが美しい。観光客だけでなく、地元の人たちも小奇麗で裕福そう。南イタリアの町と言うよりもリゾート地に近い感じで治安も良く身の危険を全く感じない。 こちらはDuomo広場の夜と朝。 ![]() ![]() さて、この日の夕食が今回、いやこれまでのイタリア旅行の中でも最も印象に残った食事だったと言えるかもしれない。悪い意味で。残念ながら。 ちゃんと調べて予約した店で、ひどい料理と悪いサービスの両方に遭遇することはまずない。この日の店(名前を出すのは控えたい)は一応シラクーザきっての店との評価を得ている。この店でまさかそういう目に会おうとは・・・・・・。 昼はフルーツだけだった我々は食べる気満々で21時前に入店。店の雰囲気は良く、ほぼ満席状態。この時点では全く先に起こることは予想できなかった。予兆はまず無愛想なサービスの兄ちゃんから。英語が通じたので、これは楽だと思ったが、とんだ思い過ごし。 「前菜は色々食べてみたいんだけど」→「うちはそういうのはない。色々食べたければdegustazioneを頼め。」まあ、こう言うのはわからんでもないが、笑顔の一つもなし。お前ら早くオーダーしろ、と思っているのがありありとわかる。この辺りから、なんとなくやばいな、と全員思い始めたのか、結局誰もセコンドを頼まないことになった。 まず付き出しが運ばれてきた。生牡蠣。我々5名のうち2名は生牡蠣がダメである。「牡蠣は食べられない。」と伝えると、あっ、そう、と2人分の皿を下げた。これ位のクラスのレストランなら代わりが出てくるのが普通だと思うが、何もなし。 続いて前菜。私はエビのタルトのようなものをオーダー。見た目はおいしそうだったが、エビは明らかにゆで過ぎ。豆のペーストとエビの味がうまくかみ合っていない。温度も(ぬるめ)中途半端。一言で言って「おいしくない」。この辺りから全員口数が少なくなってきた。 そしてプリモ。これが「イタリアのまずい料理大賞」に輝く一品である。 ![]() ソースは豆のペースト、イカ墨、ピスタチオ。こんな重たい、テクスチャーの同じソースを3種類重ねて味がちゃんと調和したら、それは奇跡だろう。当然奇跡は起こらない。こんなひどい料理はめったに出会えるものではない。半分以上残す。他のメンバーが頼んだものも全部ダメらしい。海老とウニのスパゲッティを少しもらったが、海老のだしとウニの味が完全に喧嘩している。これも食べるのは相当辛い。この頃には全員無言になっていた。。。。食事がまずいと話す気力すら失せる。イタリアではこんなことはまず起こらないと思っていたけれど。 ワイン(何を飲んだか覚えていない)は最初につがれた後はサービスなし。全部手酌。サービスの連中はボトルが空いても全く気が付いていない様子。愛想もないが、技量も最低。という訳で、ワインは1本だけという我々にとってはあり得ない夕食になった。 当然ドルチェもカフェもいらない。そそくさと店を出る。ホテルの近くで飲んだラテ・マッキアートが今日一番おいしかったもの。こうして全員落ち込んだまま部屋に戻る破目になったのである・・・・・。 こうして、この店はめでたく(?)「イタリアで一番ダメな店」に認定された。全てがダメ(インテリアは悪くなかったけど)。これまでは2年前に行ったカンパーニャの某店(ガンベロで3本エビからどんどん降格、今は1本エビの店)だったが、まさかこれよりひどい店を選ぶことになるとは!!!!! (翌日合流したsawa嬢にこの話をすると、「あの店には行くな、って言ったでしょ!最近つけ上がってるみたいで評判悪いよ。」とのこと。飲んでいた最中だったので覚えていなかったみたい。反省。) ▲
by taurasista
| 2009-05-20 23:50
| レストラン(イタリア)
「神の雫」や大河ドラマではないが、ワインのクオリティやスタイルを決める要素は「天地人」である。「畑がワインを作る。人間が出来ることはほとんどない。」という類の発言をする生産者も少なくはないが、最高の畑は決して天の恵みだけでは存在しえず、必ずそこには人間の想像を絶するような重労働がある。そして、どのような醸造を行うのか、最終的にどのようなスタイルのワインを作りたいのか、これは人間の選択でしかない。 トスカーナを除くと、イタリアでは成功したビジネスマンがワイナリーを始めたり、フランスのように大企業がワイナリーを所有するケースは目立たない気がする。感覚的に言うと、作り手のほとんどが農民、元々の土地所有者、あるいは貴族のいずれかではないだろうか。農民が作るワインは様々で、驚くほど垢抜けたものから「変態」なものまで、あらゆるスタイルがそこにはあるが、貴族が作るものには共通の特徴があるように思える。「品の良さ」「程良さ」である。 前置きが長くなったが、このMaurigiを所有するのは貴族である。オーナーはFrancesco Maurigi氏。約15年前にPiazza Armerina郊外に220haの土地を購入、98年にうち40haに植樹しエンナ県で初のワイン生産者となった(現在は他にも数軒あるとのこと)。品種はフランス品種のみである。 Piazza ArmerinaからSS117のバイバスを約15分南下。San Conoの出口で降り、迎えを待つ。やってきたのはLucaさん。Francesco氏の従妹(確か)のご主人である。ボッコーニ卒のなかなかのイケメン君である。何も目印のない丘陵地帯を約10分走って、サボテン(イタリア語ではfico d'India、つまり「インドのイチジク」の意)が周囲に生い茂るカンティーナに到着。 ここは標高約600m。周囲を森に囲まれて独特の気候なのだそうだ。カンティーナにはステンレスタンクがずらっと並んでいる。現在はまだキャパシティに余裕があるとのこと。生産本数は年間約40万本。うち半数以上が最もベーシックなライン(Bacca Bianca/Rossa)である。ここで稼いだ分を上級キュベに費やすという構図だ、とLucaさん。 カンティーナの向かいには15世紀に建てられた修道院を改装した別荘があり、ここでテースティング。飲みたいものはどれでも開けるよ、と言ってくれたが、余りご好意に甘える訳にも行かないので、白2種類、赤3種類、そして甘を飲ませていただくことに。 まず全体的な印象だが、やはり貴族のワインである。程よく抑制が効いていて、やり過ぎ感がない。エチケッタもモダンで品が良い。まだ歴史が浅いカンティーナで樹齢も若いが、その中で頑張っていいワインを作っていると思う。きっとこれから更に品質を上げていくことだろう。飲んだワインは以下の通り。 1. Coste all'ombra 2008 海抜550~630mの北向きの畑のSauvignon 100%。ステンレスタンクのみ使用。 グラッシーでトロピカルフルーツ(パイナップル)が香りを支配。ミディアムボディーで意外にフレッシュで酸もしっかり。 2. Le Chiare 2008 過去に飲んだことがある唯一のMaurigiのワイン(昨年11月アッラ・バーバのプレオープニング時にグラスで出されていた)。その時の印象が良かったので再度トライ。海抜550mの南向きの畑のヴィオニエ100%。醸造はSauvignonと同じでステンレスタンクのみ。ヴィオニエらしい、きれいなアプリコットの香りが基調。テクスチャーは少しオイリー。食事とも合わせやすそうな、バランスのいいワイン。 3. Terre di Ottavia 2003 シチリア初のピノ100%のワインだそう(現在は他にもいくつかあるらしい)。北向きの畑から。熟成はトノー。 ジャミーな黒い果実。少し獣っぽい。タニック。ちょっとこれはまだ発展途上かな。 4. Lu 2003 なんとプチ・ヴェルド100%。バリック熟成。レザー、スパイスが中心の力強い香り。豊富で質のいいタンニン。アタックからアフターまでだれない。明確な個性のある、なかなかのワイン。 5. Terre di Maria 2003 カベルネ。ソーヴィニオン40%、メルロー25%、シラー25%、ピノ10%という、ユニークな(たぶん世界唯一の)ブレンド。香りはカシス、鉛筆の芯といったカベルネ的な要素が支配。口に含むと、少し意外なことにとてもシルキー。 6. Viognier Passito ここから甘。アプリコットのジャム、焼いたイチジク。少し苦みあり。ミネラル感が結構強い。特徴のある面白い パッシート。 7. Petite Verdot Passito 折角だから、ということで特別に出してくれた。アコ嬢から話は聞いていたが、本当にこんなものを作ってるんだ、という感じのこれも恐らく世界唯一のプチ・ヴェルドのパッシート。 チョコレート、様々なスパイス。少しアマーロっぽい。こういう性質のワインにしては構造は非常に滑らか。これはなかなか旨い。飲ませていただけてラッキー。 ![]() お土産も欲しいものは何でもあげるよ、という感じだったが、日本に持ち帰れる本数も考慮して一番人気のLu他数本をいただき、Lucaさんと一緒にカンティーナを出る。バイパスの途中で別れ、我々はこの日の宿泊地Siracusaに向かう。 (アコ様、素晴らしいアレンジありがとうございました。この場を借りて改めてお礼を述べさせていただきます。) ▲
by taurasista
| 2009-05-20 21:29
| カンティーナ訪問
翌朝郊外の世界遺産Villa Casaleへ。ローマ時代(3~4世紀)の別荘跡で、床に残されたモザイクで有名な遺跡である。イタリア人小学生の社会見学も含め、かなりの人。詳しい説明は別のサイトを探していただくとして、何枚か写真をどうぞ。 ![]() ![]() ![]() ![]() 今回を逃すと当分来る機会がないだろうと思って、無理やりスケジュールに組み込んだが、本当に来てよかった! ▲
by taurasista
| 2009-05-17 15:06
| Misc
XC70、狭い道はツラいが高速は非常に快適である。Piazza Armerinaには予定通り2時間半で到着。街の中心(らしき所)は暗く、ちょっと不安を感じさせる。宿の場所がわからず、ガソリンスタンドで尋ねたところ、親切なおじさんが標識のあるところまで先導してくれた。こういう親切は場所に不慣れ&疲れた身には本当に嬉しいものである。 既に予約の時間を過ぎていたので、荷物を置いてすぐに出発。お店はバイバスを降りてしばらく走った道端にひっそりとたたずんでいる。看板も小さく、真っ暗な中よく見つかったものだ。 この日は昼食をほとんど取っていなかったので、全員腹ぺこ。さくっとMenu degustazioneをオーダーする。ワインもお任せにしたが、まず出てきたのはこちらの泡。 ![]() Brut 2004(?) - Tasca d'Almerita シチリア随一の名門カンティーナが作るシャルドネ100%の泡。ブラン・ド・ブランだが、シチリア産だけあって非常にふくよかで神経質さのかけらもなく、どんどん飲める。グラスのつもりだったが、結局1本飲み切ってしまった。 ガイドに書いてあった通り、料理は比較的creativoなものが多い。この写真のラビオリは中身が鰯のつくね。これを季節の空豆、ブロード、そして隠し味に八角。これらがしっかり調和した素晴らしい一皿。ピンボケなのが残念! ![]() 2本目のワインはこちら。 ![]() Bianca di Luna 2006(?) - Paolo Cali エチケッタに月や根っこが書いてある生産者はビオ - これはかなり高い確率で当たるのだが、このカンティーナがビオかどうかは情報がなくわからない(ホームページにざっと目を通してみたが、書いてなさそう)。ワインからも所謂ビオっぽさは感じないが、このワイン、実はかなり変態な作りである。黒ブドウのフラッパートFrappatoから作られた白なのだ。 グレープフルーツや白い花の香り。酸もボディもしっかりしているが、味わいは優しい。疲れた体にも受け入れ やすい、なかなかいいワイン。きちんとノートを取っていなかったのでこの程度しか思い出せないが、もう一度試してみる価値のあるワイン、そして生産者のように思える。 最初の意気込みはどこへやら、疲れからかプリモの辺りで全員急速に食欲が落ちていき、セコンドは1つにしてドルチェへ。カッサータをモダンに解釈したこのドルチェもなかなかの優れモノ。 ![]() フロアを仕切るのはシェフの奥様。髪をプラチナブロンドに染めた元気でパンクなおばさまである。 ![]() Villa Casale見学しか訪れる理由がないこのシチリア中央部の田舎の山小屋のようなレストランで、驚くほどモダンな料理を供する面白い店だった。ここまで来る日本人はほとんど皆無に近いと思うが、一度試してみる価値が十分あるリストランテだと思う。 ▲
by taurasista
| 2009-05-16 00:30
| レストラン(イタリア)
先導されまず畑に向かう。待ち合わせたTrecastagniの町の中心から約10分エトナを登ると、町なかの南イタリアらしい喧噪とは全く縁がない静かで平和な場所に。最初の畑イリチェIliceである。東向きで標高はなんと850mから900m。イタリア本土でこれぐらいの高さがあるのはアルト・アディジェのValle Isarcoぐらいではないだろうか。ここからは海、カターニャの町、そして遠くタオルミーナまで広がる雄大な光景が広がっている。 ![]() 紫色セーターの主は当主のCiro Biondi氏。このVini Biondi、19世紀終わりから第二次世界大戦の頃までは大変勢いのあるカンティーナだったが、戦後はすっかり衰退してしまっていた。それを近年彼の代になってシチリアワインの第一人者Salvo Fotiの助けを借りて立て直し、現在に至っているとのこと。現在畑は全部で7ha。年間生産本数は3万本から3万5,000本。 さて、話を畑に戻そう。これまでイタリアのみならず世界中の色々な産地で畑を訪れてきたが、これほど驚きを与えてくれた畑はなかった。土壌は火山灰、溶岩の混じった黒い砂。これに栗の木の支柱に支えられたアルベレッロ仕立ての古木が植わっている。一瞬「ここは地球のどこ??」と思わせるような独特の光景。そして斜面はなんと45度。当然機械は入れず全て手作業。ここでの作業は大変な重労働だろう。せめてもの救いは荷運びのためのリフトが備え付けられていること。 ha当たり約8,000本の密植で(Ciroさんによると密植はエトナの伝統とのこと)、白ブドウのカッリカンテCarricanteと黒ブドウのネレッロ・マスカレーゼNerello Mascaleseが混植されている。これだと更に作業が大変である!そうそう、古い樹はプリ・フィロキセラの自根の樹だと言っていた気がする(ちょっと不確かだが)。 ![]() 認証こそ取っていないが、栽培はオーガニック。たまたまビオディナミの話になったが、Ciroさんは「ビオディナミなんて世間では騒いでいるけど、昔から農民たちは月の満ち欠けを見ながら作業を行っていた。それを今になって騒いでるだけなので、そういう話を聞かされるといやになる。」とのこと。 もう一つ樹齢が低めの畑を見てからカンティーナへ。カンティーナは畑からすぐの所にある。樽とバリックから赤を5種類試飲させてもらった。こちらは現在は赤2種類、白1種類を作っているが、赤の上級キュヴェOutisは10-12日のマセラシオンでMLFを終えた後バリックに移し約17か月熟成。約1年の瓶熟を経てリリースされる。 1. 2008年(ステンレスタンクから。Nerello MascaleseとCapuccioのブレンド。) 非常に滑らか。香りはフローラル。香りといい、滑らかさといい、いいピノを想起させるが、やや遅れて感じる強いタンニンがエトナにいることを思い出させる。まだワインとしては全く出来上がっていないが、かなりのレベルのワインになりそう。 2. 2008年のNerello Capuccio Capuccioの個性の話になったので、飲んでみればわかるよ、とばかりに出してくれた。特徴はすぐにわかる。Capuccioはタンニンが弱いが香り高い。DOCエトナロッソは最低80%Mascaleseが条件だが、これを飲んで骨格を作っているのがMascalese、アクセントを加えるのがCapuccioであることがよく分かった。 3. 2007年(バリックから) 非常にタニック。 4. 2008年のブレンド(ステンレスタンクから) 素晴らしい凝縮感。構造は緻密でシルキー。アフターは非常に長い。まだまだワインとしては全然未完成なはずのこの段階でこのレベルとは、将来が末恐ろしい。 5. 2007年のブレンド(バリックから) 上のものを更に洗練させた感じ。素晴らしいの一言。 ただヴィンテージだけ書いたが、それはCiro氏にその違いを当ててみろ、と言われ、ブラインドで飲んでいたから。前半は後で行った畑のもの。後半2本はIlice。前半もいいワインだが、Iliceが凄いのでさすがに歴然としたレベルの差を感じる。案の定、Iliceは単一畑でのボトリングを始めるそうだ。恐らく最初のヴィンテージは2007年。Iliceの光景は今でも瞼に焼き付いている。とてもいい「気」が流れているように感じたこの畑。ファーストヴィンテージはなんとしてでもゲットしたいものだ。 Ciro氏とはまだまだ色々話したかったのだが、この日の宿泊地は遠く離れたPiazza Armerina。土地勘も全くないし、夕食の予約も入れているので余り長居する訳には行かない。赤のOutis(2006年)と白を2本お土産にいただいて別れを告げた。エトナの凄味、可能性を十分に感じ取ることができる、とても有意義な訪問だった。今回もいいスタートが切れたぞ!これからPiazza Armerinaまでは約2時間半のドライブである。 ▲
by taurasista
| 2009-05-14 23:15
| カンティーナ訪問
翌日は朝はのんびり(時差でほとんど眠っていないけど・・・)。再びPonte SistoでNさんグループと合流してフィウミチーノへ。エアワン2846便でカターニャに14時過ぎに到着する・・・はずだったが、そこは今やアリタリアと合併したエアワン、すっかりアリタリア化してしまい1時間以上遅れ、カターニャに着いたのはちょうど15時頃。南側に岩山がそびえたつパレルモ空港とは違って、カターニャ空港は良くある田舎のこじんまりとした空港。レンタカーのオフィスはターミナルの外にある。手続きが終わって車をピックアップしたのは15:40。カンティーナとのアポは16時である。まず間違いなく道に迷うことを考慮すると、1時間遅れることになる。気になったので先に電話を入れ、遅くなっても大丈夫なことを確かめたうえで出発。シチリアでの相棒はこいつ。 ![]() (写真はこの翌日訪れたSiracusaで撮影) VOLVOのXC70。予約していたのはベンツのC220ワゴンだったが、アップグレードされていた。走行距離はたったの15km。新車である。サイズはかなり大きい。南イタリアの細い道を荒い運転の中走るのに、これほど向いていない車もないだろう、、、、と不安がっている暇はない。すぐに出発。シチリアは土地勘が全くないので、TomTomが頼りである。However, TomTom君がなかなか目を覚まさない。仕方ないのでNさんに地図を見てもらいながら、うろ覚えの地名を頼りに走る。予想通り運転は荒い。隙あらば(というか隙がなくても)、どんどん50cmの間隔で頭を突っ込んでくる(これを見た瞬間、あんなに運転したがっていたNさんはすっかりその気が失せたとのこと)。 幸いTomTom君が寝坊から目を覚ました時には、かなり目的地に近付いていた。TomTom君の指し示す場所には(天然)スキンヘッドの薄紫色のニットを着たがたいのいい兄ちゃんが待っていた。彼の指示に従い少し先に車を停め、彼の車を待つ。これから今回最初のカンティーナ訪問、スタートである。 ▲
by taurasista
| 2009-05-12 22:00
| カンティーナ訪問
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