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クラヴァン・ワインズはオーストラリア人のミック・クラヴァン氏がやはり醸造家の奥様の故郷ステレンボッシュで営む新鋭ワイナリー。南アの若手生産者に多いミニマルな醸造方法を採り、発酵は天然酵母、SO2の使用は最小限に留め、濾過清澄は行わない。
クレレット・ブランシュは南アでの歴史が長い品種だが、植え替えられてしまって現在はほとんど残っていない。彼らが用いるクレレット・ブランはステレンボッシュ近郊の花崗岩土壌の畑で樹齢35年以上とのこと。
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クレレットはヘビーな味わいになりやすい品種なので、ブドウは早めに収穫。半分は全房で古樽にて、半分は除梗し開放式ステンレスタンクにて、共に10-12日間マセラシオン。マセラシオンの期間が長くはないので、外見は色が濃いめの白ワイン。濁りもあって、明らかに無濾過、無清澄だと分かる。
アルコールは11.5%と現代のワインとしては最も低い部類だが、エネルギー感は十分。柑橘類、青リンゴにミネラリーな香り。スパイシーでわずかに収斂性があり、一緒に味わったスパイシーな東南アジア料理との相性は抜群だった。2015年は彼らの2番目のヴィンテージ。経験を積むと共に更にワインのレベルは上がるだろう。今後が楽しみな作り手である。



by taurasista | 2019-07-07 19:28 | ワイン(その他)