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Anselmiディナー

パソコン部屋の照明が故障して夜作業ができなくなったので、結局先月の目標「月間15本」は達成できなかった。今月は達成できるよう頑張って書くつもりです。

さて、先週木曜日にインポーターのウインターローズ主催のアンセルミAnselmiのオーナー ロベルトRoberto氏を迎えてのディナーに友人たちと出席。場所は天現寺のビスボッチャ。

Anselmiと言えば、元々はピエロパンPieropanなどと並んでソアヴェSoaveのトップ生産者だったが、もはやSoaveの呼称は用いていない。質よりも量志向の生産者たちに阻まれ、Soaveの「安かろう悪かろう」のイメージを変えるために有効な手段が取られないことに業を煮やし、2000年にSoave DOCの名を捨ててしまった。現在彼のワインはすべてIGTとしてリリースされている。今回のディナーでは
- San Vincenzo 2007
- Capitel Foscarino 2006
- Capitel Croce 2006
- Realda 2003 (赤)
- I Capitelli 2005
と全ラインアップを味わうことができた。

辛口の白3種類はブレンド・醸造が異なっている。San VincenzoはガルガネガGarganega 80%、ソアヴェ・トッレビアーノSoave Trebbiano 5%、シャルドネ 15%。Capitel Foscarinoはガルガネガ 80%、シャルドネ 20%。Capitel Croceはガルガネガ 100%でこれのみバリック熟成である。どれも価格は手頃で高品質だが、個人的に一番気に入ったのはCapitel Foscarino。とてもミネラリーで凝縮感があり、香りも複雑で豊か。少しリッチな魚介料理との相性はばっちりだろう。そして甘口のI Capitelli。やはりコストパフォーマンスの高い優れた甘口としてレストランでも時々いただくワインだが、蜂蜜、トロピカルフルーツなどが香り、甘味と切れ味の良い酸にバランスが素晴らしい。Realdaはちょっと青味が強く、個人的にはあまり得意でないタイプ。

ロベルト氏、実際に話してみるとやんちゃな所を残しながら、とても紳士で感じのいい方で(お年は50歳ぐらいかな)、こういう人の作っているワインならまた飲んでみたい、と思わせる魅力的な人物だった。
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ところで、会場となったビスボッチャ、訪れるのは開店した頃(確か15年前ぐらい)以来で、とても懐かしい気がした。料理は伝統料理、というよりも今では見かけることが少なくなった日本風の「古き良き」イタリア料理。それがいいか悪いかはさておき、15年間の日本のイタリア料理、そして自分の味覚経験の進化・変化を感じずにはいられなかった。
by taurasista | 2008-06-01 15:35 | ワイン(イタリア)