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ルチアーノ・サンドローネ・バローロ・カンヌビ・ボスキス Barolo Cannubi Boschis 1996 (Luciano Sandrone)

2001年ヴィンテージが神の雫に第9の使徒として登場したカンヌビ・ボスキス。ルチアーノ・サンドローネはエリオ・アルターレ、ドメニコ・クレリコと共にバローロの改革を主導した「バローロ・ボーイズ」の最初の世代の一員だが、バリックではなく500リットルの樽を熟成に用いるなど、その手法はボーイズの中では「穏健派」といってもよいだろう。

カンヌビ・ボスキスは2013年ヴィンテージからアレステ Alesteに改名されている。ルチアーノ氏の愛娘バーバラのお子さんAlessiaとStefanoの最初の3文字を合わせてアレステ。フラッグシップの名前を変えるとは、前例のない大胆な試みだが、最早名前に頼る必要はないので、名前を次の世代へのメッセージにするというルチアーノの強い意志の表れということのようだ。
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さて、このボトル、長らく寺田倉庫に保管しいていたもの。1996年はクラシックなネッビオーロの年として非常に評価が高く、期待値マックスだったが、実際のパフォーマンスは残念ながらそれには及ばなかった。香りは素晴らしく、ネッビオーロらしいバラにスミレなど、魅惑的な要素に満ちていたが、グラスの中で落ちるのが早い。味わいも同じ。残念ながらハズレのボトルだったようだ。

ワインは開けてみないと分からないので、これはこれと割り切るしかない。カンヌビ・ボスキスはあと1990年が残っているので、それに期待しよう!

by taurasista | 2019-07-15 17:07 | ワイン(イタリア)