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カンティーナ・ジャルディーノ・タララ T’ara ra’ 2006 (Cantina Giardino)

2本目の白はカンティーナ・ジャルディーノのタララ。グレコをマセラシオンした「オレンジワイン」です。
2010年前後カンパーニャに毎年通っていた頃、ジャルディーノの人たちには本当にお世話になりました。ナポレターナらしくとにかく明るい奥さんのダニエラと学究肌のご主人アントニオの対照的なキャラクターのご夫妻ですが、ホスピタリティに溢れるところは全く同じ。色々なワインの情報をもらっただけでなく、ご自宅にも何泊かさせてもらい、仲間のイル・カンチェッリエレ Il Cancelliereiereの人たちと一緒に宴会したり、お子さんと遊んだり、などなど楽しい思い出は尽きません。
このタララ(方言で「頑張れ」の意味だったかと) の2006年は最初に飲んだ彼らのワイン。気に入って即購入、以来倉庫で眠っていたものです。
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T’ara rà 2006
品種:グレコ Greco 100%
格付け:IGT Campania Greco
醸造:それほどマセラシオンは長くなかった記憶が。熟成は確か大樽。訪問時のノートがあれば詳しいことがわかるのですが。。。
アルコール度数:13%
ブドウ:不明。
生産本数:不明。彼らは10種類以上のワインを作っていますが、カンティーナの総生産量が3万本ぐらいだったと記憶しているので、1種類3,000本程度かと。

マセラシオンしているワインゆえ、ゴールドに加えて少し赤みがかかったような非常に濃い色合いです。香りはオレンジの皮、砂糖漬けしたレモン、シナモンなど複雑で魅力的。味わいはドライでミネラリー。この手のワインにありがちな収斂性や還元性はなく、素直で飲みやすい仕上がりです。
フリウリを初めとする北イタリアのオレンジワインは厳しさや陰影が見え隠れすることも多いのですが、このタララからは親しみやすさと明るさを感じます。

ピエトラクーパとは全くタイプが違いますが、どちらも作り手のキャラクターが色濃く投影されていて、なかなか面白いミニ比較試飲でした。

by taurasista | 2018-02-04 13:05 | ワイン(イタリア)