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第一回スピネッタ会(1)

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先週土曜日は記念すべき第一回のスピネッタ会だった。どうして「スピネッタ」会かと言うと、今回ゲストに予定していた方(結局不参加になってしまった)が「スピネッタ」似だからである。主催者のMさんと飲んでいる時にこのネタで盛り上がり、そのまま会の名前になってしまった!
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場所は広尾「リストランティーノ・バルカ」。アロマフレスカ系のお店で、場所は初代アロマフレスカのあったところ。この場所はまだアロマフレスカが普通に予約が取れた開店直後に訪れて以来、10年振りになる。

今回はお店に料理とスピネッタ1種類をお願いし、残りのワイン4種類はこちらで選んで持ち込ませていただいた。余りワインに詳しくない人も多い会なので、イタリアの地場品種を使ったワインでみんなに気に入ってもらえそうなものを選ぶ。選んだワインはこんな感じ。
Brut Metodo Classico 2006 (Murgo)
Greco di Tufo 2007 (Pietracupa)
Nude 2004 (Cantina Giardino)
Barbaresco Riserva Paje 1997 (Roagna)
これに加えてお店からLidia 2006 (La Spinetta)。

お料理は前菜3種類にプリモ2種類、セコンド1種類。
<平目と長芋のカルパッチョ ライム風味>
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平目にしっかり味が乗っていて、長芋の食感との組み合わせがgood。

<秋刀魚と秋茄子・スカモルツァのオーブン焼き>
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とてもイタリアらしい一皿だが、イタリアンをそれほど食べていない人たちには、食材の組み合わせが新鮮だったよう。秋刀魚の味が濃く、チーズに負けずにしっかり主張。茄子が両方の味のバランスを取っている。

<和牛かぶり肉とジャガイモのコロッケ 卵黄のソース>
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個人的には今日のベストの皿。濃厚な卵黄のソースがワインと素晴らしいアッビナメント。

Brut Metodo Classico 2006
品種:ネレッロ・マスカレーゼNerello Mascalese 100%
生産者:Murgo
所在地:Santa Venerina(シチリア州カターニャ近郊)
DOC:IGT?(不明)
価格(購入店):2,900円(酒喜屋)
評価:不明
黒ブドウのネレッロ・マスカレーゼのみからシャンパーニュ・メソッドで作られるシチリアの泡。要はブラン・ド・ノワール。繊細さよりも力強さで勝負するタイプで、ボディもしっかりしていて骨太な感じ。余韻もしっかりしていて、お買い得感あり。"Poor man's Bollinger"と言えなくもない。

Greco di Tufo 2007
品種:グレコGreco 100%
生産者:Pietracupa
所在地:Montefredane(カンパーニャ州)
DOCG:Greco di Tufo
価格(購入店):3,700円(酒喜屋)
評価:Gambero Rosso=3 bicchieri L'espresso=18/20
これはお友達ワイン。7月のbu会で飲んだ2006年は非常に硬く最後まで殆ど開かないままだったが、これは前日に抜栓していたこともあり、最初から本領を発揮。グレープフルーツ、白い花、蜜そしてミネラルなどが織りなすとても繊細で複雑な香り。大きなワインではないが、切れのいい酸と強いミネラル感が全体を支え、余韻は長く美しい。やっぱりエレガントで素晴らしいワインだと改めて思う。

Lidia 2006 "Reserved Selection"
品種:シャルドネ100%
生産者:La Spinetta
所在地:Castagnole delle Lanze(ピエモンテ州)
DOC:Piemonte Chardonnay
評価:不明
今回の会は12人だったので、ワインは各2本ずつ用意していたが、この「スピちゃん」は残念ながら1本がtappo(ブショネ)だったので、ほんの僅かしか飲めなかった。このワイン、かつては「樽、樽、樽」のイメージだったが、久しぶりに飲むと最近の流れを受けてかすっかりエレガントで涼しげなタイプになっていたのに少し驚いた。クリーンな作りのいいワインだと思ったが、もっと骨太でトロピカルな方がピエモンテのシャルドネらしいという気もする。

Adam 2006
品種:グレコ100%
生産者:Cantina Giardino
所在地:Ariano Irpino(カンパーニャ州)
IGT:Campania Greco
評価:不明
急遽スピちゃんの代役として登場したのはGiardinoのAdam。色合いは濃いゴールド。この手のワインに慣れていない人には白ワインがこういう色をしていること自体が珍しく、質問を受けたので、4日間と決して長くはないがマセラシオンを行っていること、また少し酸化しているせいでこういう色合いになることを説明。同じグレコでもPietracupaとは全く異なる個性で、焼きリンゴや蜜の甘い香りが前面に出る。フルーツは非常に分厚く、濃厚な味わいだが、酸とミネラルが非常にしっかりしているため、全然だれない。これもお友達ワインだが、やっぱり旨い。

残りの料理とワインは次回書きます。
by taurasista | 2009-09-07 21:57 | ワイン会